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「世界を変える100の技術」を読んで

久しぶりの投稿です。

この記事は自分の読んだ本のアウトプットとして、簡単に自分の意見を書いていきます。

今回読んだ本は
「世界を変える100の技術」日経BP

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このシリーズはこの本で4年目の4冊目
僕は2020年しか読んでいませんが、今をざっくり知るためにはとても良い本だと感じました。

その中で僕の気づきがあった箇所を2つだけピックアップしていきます。

1、銀行口座を持たない新興国の人々

一つ目はほぼテクノロジーと関係ないところでの気づきです

基本的に未来のテクノロジーの話を書いているのですが、僕はこの気づきがかなりインパクトが強かったのです。

この話は、本の中のたった一文でした。

Facebookが出している「Libra」という仮想通貨

この決済通貨の可能性が簡単に記載されていたのですが、そこで出てきた一文がこちら

銀行口座を持たない層が比較的多く、法定通貨の価値変動が大きい新興国では特に決済手段として高いニーズが見込める。

『Libra』が銀行口座を持たない人がまだまだ多い新興国で、送金や決済、自分の資産を守るために需要がありそうだってことなんです。

『自分の常識を疑え』とは、まさにこのこと

銀行口座を持たない成人は15億人以上いるようです。
銀行口座持ってなかったら、携帯の支払いってどうなるの?
公共料金の支払いは?
ローンとかもちろん組めないよね…

当たり前に思っていたいろんなことが、全く当たり前ではないんだと改めて気づかされたのと、自分自身は本当に便利な国に生まれ恵まれていると再認識しました。

ただ一つ僕が思うのは
銀行口座を持っている先進国の僕らはあぐらをかいていたらヤバイんじゃ?ということ。

お金はただの数字であり、それがどういう機関にどう守られているか
というのが僕らが着目すべき点である。

ブロックチェーン技術で守られているFacebookの『Libra』は次世代のお金のあり方を大きく変えるかもしれない。

僕らが銀行にお金を預けるのが普通だと思っていたら、発展途上国で仮想通貨でのやりとりが盛んになり、僕ら先進国の人間が新しいお金のあり方の後進国になりかねない。

国に依存するお金には、価値がない時代がやってこようとしている。のかな?!

2、最先端医療が高額になる理由

医療技術は年々飛躍的に向上しており、いろんな病気が治る世の中になってきている。

今回の新型コロナウイルスに関しても、ワクチンが開発されそれなりに対処できる病気となることは間違いない。

コロナやインフルエンザのように感染力が強く、どんな人にも感染の可能性がある病気に対しては、非常に多くの資金を投じることができる。

それはビジネスとして、明らかに成功する道が見えるからである。

需要と供給の関係である。

しかし、難病と言われるごく少数にしか当てはまらない病気の治療法の開発は、非常に難しい。

インフルエンザの特効薬を作ったら、毎年何百万人もの人を救うことができるのは明白だが、毎年10人しか該当者がいない難病では効果を検証するのも大変だし、その特効薬を作ったとしても救えるのは年間10人である。

研究に同じだけ費用がかかるとしたら、間違いなくインフルエンザの薬を作るに決まっている。

ただ、難しいのは100万人の命と10人の命を比較することができないという点だと思う。数字だけを追っかけるのであれば、100万人を救う道を選ぶのが正解な気もするが、本当にそうだろうか?

僕は、両方平等に資金を投じて全力で作るべきだと感じる。

これは僕の理想を勝手に書いているだけなので、具体的に資金がどれくらいあって、どんな病気の研究が進んでいるなどは全く知らない。

でも、100万人の命と10人の命を比較することなどできない。

では、どうすれば両方平等に資金を投じ、全力で作れるのか…

医療の進歩に対しては必要なだけお金を投じてもいいのではないだろうか?
もちろん、医療の進歩のためになっているかという判断を下す機関は必要だと思うが、資金が足りなくて研究が前に進まないという状態は避けるべきだと思う。

もう一つ僕が思うのは、医療は一生涯で払う金額を平等にするべきではないか?

これも非常に難しい問題なのだが、何か起きた時にお金がないから治療が受けられない。
という自体のない仕組み作りができないものか…

と思って調べてみたらヨーロッパにいくらでも事例はある。
日本の医療制度に革命が起き、医療費に対する不安がなくなる時代が来てほしいと切に願う。

いつまでも無駄な医療保険の地位を守るのはやめにしませんか?

おわりに

変なブックレビューになってしまったのですが、この本に書かれている最新テクノロジーの数々は間違いなく僕らの生活を新しいものへ変えてくれる。

変化が大きい時代の波に、しっかりと舵をとって生きるためにはこの本の技術はざっと目を通しておくべきだと感じた。

その中で自分の気になった分野をどんどん深掘りすれば、時代を変える一人になれるかもしれないですね。

久しぶりに長い文章を書いたので、話がめちゃくちゃな気がしますが、その辺は目を瞑ってくださいな

それでは
See you very soon!!!!!!!


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