BOOK REVIEW vol.033 働く男
今回のブックレビューは、 星野源さんの『働く男』です!
“恥ずかしさ”も“変”もひっくるめて、全部が魅力。
中学2年生の時、学校祭の出し物として学年で劇をすることになった。演者、大道具、小道具、衣装、音響、照明…と役割分担を決める時、演者はやりたい人が立候補をする形で決めることになった。「はい!」「はい!」と勢いよく挙手をするのは、普段から人前で目立つことが好きな、いわゆる“人気者たち”。挙手の波がひと段落し、あともう一人、誰かいない?という空気になったとき、恐るおそる手