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毎日自分で自分を労ったら心が軽くなった

自分を労っていますか?

私は子育てが始まってから自分を労うようにしています。


自分を労うことを始めた訳

結婚するまでは自分を労うなんてことは考えたことがありませんでした。

独身の時は、たまには「頑張った自分にご褒美!」なんて言って、好きな物を買ったりしていたんで、そこまで意識しなくても大丈夫だったんだと思います。

でも、結婚してからはそれまでの自分の生活は送れなくなりました。

毎日の家事、仕事。
子どもが生まれてからは育児が加わり、自分にご褒美することなんてすっかり忘れてました。

慣れない育児に家事と仕事。

そんな毎日を過ごしていたら、帯状疱疹ができてダウンしてしまいました。

お医者さまから
「毎日頑張ってるんだから、こんな時くらいゆっくり休みなさい。自分で自分を労うことが大事だよ」
と教わりました。

目からウロコが落ちるとはこのことです。

「自分で自分を労う」

私は、労うことは他人からしてもらうことだと思っていました。

「自分で自分を労う」

自分が自分を労っちゃってもいいの?

お医者さまに言われて、とっても得した気分になって
「どうやって労おう?」ってちょっとワクワクしながら考えました。

そこから、私の自分で自分を労う毎日が始まりました。


どうやって労うか

でも、いざ家でゆっくり休もうと思っても、家事と育児は待ったなしでやってきます。

家で自分を労うのは難しい・・・

それで、たまには子どもを夫に任せて、体をリフレッシュするためにエステやマッサージに行くことにしました。

エステやマッサージは、行った日はとってもすっきりして気持ち良くて本当にストレスが解消されて良かったです。

ただ、問題が3つありました。

1、エステやマッサージに行くのにお金がかかる
2、子どもを夫に任せるタイミングが合わない時がある
3、毎日のストレスを次回の予約まで持っている

この3つはクリアがなかなか難しい問題でした。

特に、3は、次回の予約が待ち遠しく、私自身がモヤモヤした気分になり、エステやマッサージに行くこと頼みになっていました。

そこに、2の理由が重なり、予約をキャンセルすることになると、私は夫に恨み節をツラツラ言い、余計にストレスになってしまっていました。

そんな日々を送っていた時、家族で温泉に行き、気づいたんです。

「お湯に浸かるって気持ちいい・・・」

大きな湯舟でゆったりとお湯に浸かるだけで、体も心もすっきりしたんです。

「そうだ!お風呂でゆっくりしよう!」

とっても閃いた瞬間で、うれしくなりました。

これなら、毎日自分を労えて、夫に恨み節を言うこともなく、お金も余分にかかりません。

早速、子どもと一緒に入ってバタバタとしていた入浴タイムをどうにか自分の時間に充てられないか考え、子どもと一緒に入って一旦上がって寝かせてから、また湯舟に一人ゆっくり浸かりなおしたり、夫の時間があえば子どもを任せたりして時間を作りました。

子どもが成長してからは、日々、家事をして学校へ子ども達を送り出して、仕事に行って、休みの日は子ども達の部活のお世話や習い事の送迎に明け暮れていました。

そんな毎日にも、必ずお風呂にお湯を入れて、ゆっくり浸かりながら、一日頑張った体を労って、その日あったあれこれ、昔のこと、これからのことなどを考えて、のんびり一人の時間を楽しんでいました。

そして「私、頑張ったね」「私、大丈夫よ」などと、声に出して自分を労いました。

それは今も続いています。


毎日労うことで変わった

やっぱり、大人になって年齢を重ねるにつれて、労ってもらう機会はどんどん減ります。
褒めてもらうことがまず少なくなり、そして労ってもらうことも少なくなります。

だから、この受け身に待っている姿勢が良くなかったんだと、今ではつくづく身に沁みます。

「〇〇してもらう」ことを待っていると、待てど暮らせど何もないのはとっても孤独を感じます。

こんなに家事も育児も仕事も頑張ってるのに何もない・・・

身近な夫に私の孤独の矛先が向き、結婚当初は「何で〇〇してくれないの⁉」と牙を向き、夫に「〇〇してもらう」ことを考えては、返ってこない答えに自分で孤独感を膨らませていってました。

でも、「〇〇してもらう」ことは、自分で自分を労ったことで「〇〇する」に変わりました。

「〇〇してもらう」ことは自分を他人任せにすること
「〇〇する」は自分を他人任せにしないこと

だと、自分で自分を労って気づいたのです。

他人任せにしないから、全ては自分次第で決められる。

それに気づいてからは、私の心はとっても軽くなりました。


自分に感謝する

ちなみに、「労」という漢字は「ほねおり、ほねをおる」が主な意味になっています。

それだけの努力をしているということから、労うことはその努力に対して感謝の意味を表している言葉だそうです。 

今日頑張った自分を労うことは、自分に感謝することなんですね。

たまには、自分に「私、ありがとう」って言うのもいいですよね。



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