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その24〜自分たちにとってのブルーオーシャンはどこにある?〜

※忙しい人向け、この記事の要約です。

この記事では、「ブルー・オーシャン戦略」の概要を紹介し、
競争が激しい既存市場(レッド・オーシャン)を避け、未開拓の新市場(ブルー・オーシャン)を目指すことが推奨されています。

この戦略は、競争に固執せず、新しい価値を提供することで市場を創造し、競争を無意味にします。公正なプロセスを通じて組織全体の協力を得ることが成功の鍵です。

家庭経営においても、競争に固執せず、自分たちにとって価値あるものを追求することが重要だとしています。


「ブルー・オーシャン」とか
「レッド・オーシャン」という言葉、
聞いたことありますか?

ブルー・オーシャンと聞くと、青々しく、汚れていない海を想像されると思いますが、
ビジネス界隈では以下のような意味で使われます。

ブルー・オーシャン戦略によると、血で血を洗うような競争の激しい既存市場を「レッド・オーシャン(赤い海)」とし、その激戦区でビジネスをすることは不毛であると前提づけている。そして、そこから可能な限り脱却して、策源地となりうる競争のない理想的な未開拓市場である「ブルー・オーシャン(青い海)」を切り開くべきだと説いている。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%B3%E6%88%A6%E7%95%A5より引用

「誰にも荒らされていない、豊富な栄養源のある海」
と思ってもらえるといいかなと。

新規事業開発を担当されている方は、よく知る単語かなと思います。

本日はその「ブルー・オーシャン戦略」に関する論文をご紹介します。
タイトルは、
ブルー・オーシャン戦略は、他の戦略論と何が違うのか
です。


論文の要約

この記事は、競争の激しい「レッド・オーシャン」から抜け出し、競争が少ない「ブルー・オーシャン」を見つけるための戦略を紹介しています。

ブルー・オーシャン戦略は、新たな市場を創出し、既存の競争を無意味にすることを目的としています。
競争に固執せず、顧客に大きな価値を提供することが重要です。
戦略実行においては、公正なプロセスを取り入れ、組織全体の信頼と協力を強化することが成功の鍵となります。

また、この戦略は業界構造が固定されていないという考えに基づき、柔軟に市場を再定義し、新しい需要を創出します。
イノベーションは一部の天才に頼るものではなく、計画的に引き出すことが可能であり、「ブルー・オーシャン戦略」はそのための具体的なフレームワークとツールを提供します。

https://dhbr.diamond.jp/articles/-/10795より抜粋して改編

この記事は、「ブルー・オーシャン戦略」という本を書かれている方が書いているので、最後は宣伝っぽくなってますね笑

個人的に大事だと思う点はココです。

ブルー・オーシャン戦略は、新たな市場を創出し、既存の競争を無意味にすることを目的としています。
競争に固執せず、顧客に大きな価値を提供することが重要です。

家庭に置き換えて考えると…

なぜ直前に書いた内容が大事だと思ったかというと、
特に家庭経営においては、「競争」というものにさほど意味はなく、
顧客(というよりも自分たち)にとって大きな価値となるものを自分たちの手で提供していくことに焦点を当てるべき
と考えられるからです。

要は、
「他所は他所、ウチはウチ」
「自分たちが幸せだと思うことを実現していけばいい」
という考え方です。

家庭生活は、さまざまな競争環境の中で行われています。
特にわかりやすいのが子供たちの「受験」でしょうか。
受験は子供たちが初めて触れると言っていい程の本気の競争環境だと思います。
シビアに勝敗が分かれる、Theレッドオーシャンだと言えるでしょう。

そこに真っ正面から特攻していくのも、もちろん戦略としてはありだと思います。
それも家族の考え方であり、理念・戦略次第ですよね。

既存の競争を無意味だと捉え、自分たちのしあわせの形を追求し、実現するために行動を続ける
もしかしたら、これが家庭経営におけるブルー・オーシャン戦略の基本なのかもしれませんね。

大元の考えに立ち返って、
自分たちにとっての幸せは何か。

(顧客である自分たちに)自分はどんな価値を提供できるか。

ということを考えてみるのもいいかもしれないですね。

まとめ

本日は「ブルー・オーシャン戦略」をテーマにした論文を紹介いたしました。
また、家庭におけるブルー・オーシャンとらどういうことなのか、ということも僕の考えとして述べてまいりました。

自分たちにとって、居心地の良いブルー・オーシャンは、自分たちの手で見つけ、作っていくことが必要だと思います。

現代の競争環境とどう向き合うか?
考えるキッカケになれば幸いです。

それではまた次回。

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