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足関節捻挫を深めよう

スポーツ現場でも受傷頻度が高い足関節捻挫。

一度受傷すると再発することも多くなかなか治りにくい怪我になります。

「安静にしていれば治る」は痛みが引くのであって、スポーツ復帰には十分ではありません。

痛みが引いても、自分の気づかないところで動きに変化が出て、腰や膝の怪我のリスクが高まってしまいます。

たかが捻挫と言う人もいるかもしれませんが、されど捻挫です。

選手も指導者もしっかり理解して復帰してほしいですね。

1、足関節捻挫の現状

ネットで調べればわかる捻挫の病態はここでは省きます。

サッカーやバスケ、ラグビー、テニス、バドミントンなどジャンプや切り返しが多い競技で頻発します。

もちろんスポーツに関係なく、日常生活でも起こり得ます。

捻挫の方向により痛む箇所が異なります。

復帰に関しても、その競技やポジションによって区別する必要があります。

いくら痛みが引いても、サッカーでボールを蹴ると痛い、バレーのジャンプで痛みがある。ということは数多くあります。

痛みがあればテーピングで固定して、痛みが引くのを待つ。

実は、スポーツにあまり得意ではない治療院でさえも、こういった治療を進めていく人もいるのが現状なんです。

もちろん、状況上テーピングをしないとやむを得ない場合もありますし、捻挫した最初はテーピングで足関節を固定することもあります。

ただ、それは保護のためであって、基本的には無理をさせるためのものではないのです。

どこか痛みを抱えている選手の足を触ると、全員ではないが過去に捻挫をしている人に多く出会います。

捻挫した時に何をしてもらったか聞くと、アイシングと超音波と電気。あるいはそこにマッサージ。

ほとんどの人がそう答えます。

全く無駄ではないし、捻挫初期の痛みを軽減するためには必要な時間かもしれません。

しかしながら、復帰を考えると十分ではないのです。

復帰した選手から話を聞くと、どこかしら気になるところがあったり、うまくいかないプレーが出てきたと言う選手がほとんでです。

痛みを取るだけなら良いけど、復帰を前提に考える治療院や病院はあまり多くないのが現状なのかもしれません。

2、足関節捻挫予防でやっておきたいこと

足関節予防で一般的なのは、テーピングと足のトレーニングです。

脛の外側にある腓骨筋を鍛えるのがリハビリでも通説になっています。

これはとても大切な運動の1つですが、それだけでは不十分だと考えています。

足関節は捻挫をしたことがある、なし関係なく関節のズレが起きやすく、特に切り返しが多い競技は、切り返し動作の時に捻挫のように足関節を伸ばしたり縮めたりすることが多く、痛みはないながらも捻挫後のような症状になることがあります。

となると、足はプレーすればするほど何かしらのリスクを抱えることになり、その積み重ねが足関節捻挫を引き起こします。

つまり、足関節捻挫は一種の慢性障害のようなものなのかもしれないのです。

そのように考えると、受傷が多い内反捻挫においては

・足関節、足部の関節の状態を整える
・足周辺の皮膚の状態や筋肉の状態を整える
・日常生活で捻挫方向に座ったりすることを避ける
・骨盤や肋骨、肩甲骨など、上半身も衝撃を逃がせる状態にする

などは最低でも確認しておきたいですね。

予防法の例ですが、足指や足の甲はとても大切なところです。

足を使う競技は硬くなりやすいので毎日繰り返し行うと良いでしょう。

足裏や指の感覚を高めるために、裸足でトレーニングしたり、目的にもよりますが砂浜や芝でトレーニングするのも大切なことです。

さらに、これはあくまでも自分の感覚ですが

スマホをポケットに入れていると足がだるくなるような感覚になります。

もしこれが気づかないで続くと、股関節周りの機能が悪くなるのではないか?

と考えていて、そこからも足関節捻挫やその他怪我を防げる1つの要因になるのではないかと考えています。(あくまでも、仮説です。)

医学的な予防も大切ですが、日常生活でも予防できることは多くありそうですね。

3、捻挫からみるスポーツの怪我

受傷頻度の高い足関節捻挫。足回りの症状。

何が正解かはもちろんわからないけれど、不十分で終える治療院や病院での時間は出来るだけなくしたい。

選手、親、指導者は医学的知識は少ないのでわからない。

だから、「痛みが取れれば良い」となる人が多いのも確かです。

そういう表現や治療をする人が多いのも事実なので。

膝の靭帯損傷などが発生する要因の1つに足関節の問題が隠されていることは専門家なら容易に想定できます。(怪我の要因は複数あるので足だけではない)

怪我をして1年復帰出来ない選手をみてきて、されど捻挫であることは体感したし、「少し気になる」という選手の感覚も要因になり得るのだということ。

選手への教育ももちろん大切ですが

怪我をしてしまった時に最初に関わる人の存在が、その後の選手の可能性を左右させるのではないかと心から思います。

もし、選手に関わるなら、選手ファースト考えたいし

いつまでも探求していかないといけないですね。

お読みいただきありがとうございました。

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