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シンプルに。

試写会、当選😊
夫と二人で『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』を観た。

現代の女子高生・百合が、1945年の日本にタイムスリップし、そこで出会った彰にどんどん惹かれていくが、彼は特攻隊員だった…という世代を問わず泣ける原作が、感動の映画化。(フライヤーより)

薄っぺらい感想としては、スタイルがいいともんぺすらかわいいんだなw 

それはさておき、この映画は空襲で逃げ惑う人々、町が火事で焼けていく様子がよくわかる。教科書や資料集の写真ではリアリティーがなくて昔話な感覚だけど、今も戦争があって、こういう毎日なんだってこと、だから戦争はダメなんだってことが伝わる。いろいろな人に観てほしい。

自分が好きなことを好きなだけ学んで、好きな仕事に就いて、好きな人と結婚して自由に生きる時代に生まれたかったと主人公 彰。まさにそんな時代にいるのに、私はちゃんと享受できているのだろうか。

ちょっとネタバレだけど、出撃命令が出た特攻隊員のうち一人が逃げる。愛する人を一人おいて死ぬことはできない、と。自分を必要としている人のところで一緒にできるだけ長く生きる選択をしたのだ。生きるって、シンプルにそういうことだなと、素直に思えた。

夫と観て、感想をいろいろ話して同じ気持ちがあると少し嬉しくて。今日私は生きたんだ。(夫が私を必要としている前提だけどw)

松坂慶子さん、中嶋朋子さんの演技はさすがです✨中嶋さんが演じた母役には共感ばかりです。親の気持ちを子どもに押しつけないよう、私も気をつけます!

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