2/4 昨日が200記事目だったらしい

昨日でnoteに書いた日記が200記事だったらしい。
断続的に毎日書いたりやめたりまた毎日書いたりしているので、200日連続というわけではないけど、もうそんなに溜まったのかと思う。
noteの前ははてなブログで320日くらい毎日書いていた。
仕事が忙しくなって辞めたのだった。
どうも「たまに書く」ということができない。
一度やらなくなるとハードルが上がる。
たまに書くのだからいい記事書かなきゃという気持ちになる。

毎日書いていれば大したことない日のテキトーな文章が気にならなくなるのだけど、いい文章を書くつもりがないと、いつまで経っても文章が上手くならない。

正直文章を書くことに関しては、もうこれ以上伸びしろがないと思う。
強いていうならこのクオリティのままスピードを上げる、とかそういう方向なら改善の余地がある。

こういう日記が書けたらな、と私が密かに憧れているものがふたつある。
ひとつは小説家の乙一の「小生物語」
小学生の頃から参考にしている。
いや参考にしたってあんな空想どっぷりの日記は書けないので、似せて書くのは中学くらいで諦めたけど。
ソファーを購入したら小さな男の子がついて来た話があった気がする。
しばらくその子と暮らして、ソファーを処分するときにその男の子はソファーについて行ってしまったらしい。
あのあっさりした別れはとても良かった。
あともうひとつ参考にしているのは、「闇金ウシジマくん」のフリーターくんという話に出てくるフリーター宇津井が書く「鬱ブログ」。
宇津井くんはただのフリーター(35)なのだが、こんなに文才があるならブログで小遣い稼げるだろと思う。
この話は平成中期あたりだろうか。あともう少し時代が最近だったら、SNSでバズり散らかしていてもおかしくない。
宇津井くんは実家に寄生し日雇い労働で稼いだ金をパチスロで溶かす生活を送っている、闇金ウシジマくんの世界の中ではスタンダードタイプの人間だ。もちろん借金もある。
しかしそんなクソな自分をクソであると認め、文章にして、今の心情を観察してそれもちゃんと文章にできる。すごいことだぞ宇津井。令和まで続けてnoteでバズれ。
まず並の人間は自分の気持ちに気づくことが難しい。
そしてそれに気づいた上で見栄を張らずに文章にするのはもっと難しい。
あと、これに関しては20年前の方が今よりも容易にできることだったのかもしれないけど、自分をコンテンツ化しないこと。キャラ付けをしないこと。これもまた難しいことだと思う。見栄にも似てる部分があるけど。
要するにプライドがないんだな。私も早くプライドを捨て切りたい。

鬱ブログに関しては闇金ウシジマくんを読んでほしいけど、フリーターくんシリーズを読むならその前の全ての地獄アンソロジーを浴びてから読んでほしい気持ちがある。

サクッとどんなものか読みたい人へ。
鬱ブログだけ切り抜きしているブログを見つけたので、全く知らない人のブログだけど貼っておく。

ここ最近(3年くらい)はなるべく自分をコンテンツ化しないように気をつけているけど、近々またコンテンツっぽくなるかもしれない。

それとは全く関係ないけど暗喩の話をする。

今日はキッチンカーを出さなかった。
本店の方で「客が来てもなぁ、乗り気じゃねぇやなぁ」とか思ってダラダラしていたら、いつも来てほしいと思ってる人が急に来た。
片付けてなかったので入り口で少し話した。
いつものやつが出せなかったので、テキトーに出せそうなものを手渡してしまった。
もっと準備しておけば良かったと思う。
「また来てくれますか?」と訊いたら、少し間があって「うん」と言ってくれた。多分あんまり来る気がない。
他の人が来たらもう少し落ち着いて良い物が出せるのに、なんでこうなるのだろうか。

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