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[DIY]収納棚を作る|片づかない荷物は目の届かない棚の中へ

2015/06/20
朝起きると先ずは、作業服か外行きの服か部屋着か、このうちのどれかに着替えます。

その日の予定によって着替える服が変わるわけですが、服はこれらに加え、寝る時の服、パジャマが加わります。(※パジャマって耳慣れない言葉ですよね、何語なんでしょうか?関係ない話ですが、実はこれ、インドの民族衣装のクルター・パジャマから来ています。)

4種類の服があるということは、最低でも残り3種類の服はどこかに畳んでしまわなくてはなりません。



しまおうと思っていても、気が付けばカウンターの上やベンチの上には、何かしらの服が投げられていることが多いです。

片付かないものは他にもあります。例えば、冬にしか使わない灯油ストーブが2つ、ストックしている生活用水、飲料水の入った20リッタータンク、猫の餌やトイレの砂、細々とした荷物の入った段ボールなど、カウンターの中やシンク棚の中には入りきらない荷物が部屋の至る所に点在し、それらはとても目に付きます。

たたんだり、まとめたりして床に並べたとしても、何だかだらしなく、片づいているようには見えません。

しかし、目につくからといって、捨てる訳にもいきません。


これはもう、収納棚を作ってこれらの荷物をしまうしかないと思いました。

幸い、ロフト下に若干のスペースがあるので、そこに収納する荷物のサイズに合わせた、収納棚を作ることにしました。

1.収納する荷物を決め、寸法を計る

作り付けの収納だったり、完成された棚を買ったりすることしか選べなかったことに比べると、収納したい荷物に合わせて棚を作るということは、ある意味で贅沢なのかもしれません。

制限があるとすれば、高さがロフトの床面までということと、出来るだけ邪魔にならないように、奥行きを浅めにしたいということです。

小さいけど不便さを感じないタイニーハウス(小屋)というのは外せないテーマですからね。

[完成予定図]

[寸法]
高さ:1820mm
奥行き:470mm
棚板を入れる高さと奥行きは、収納したい荷物に合わせます。
柱を立てる位置だけは、ロフトの床を支える2×4材の位置に合わせました。

2.柱を立て、棚板を乗せる

窓を作るつもりで開けておいた開口も、断熱材を入れて蓋をしてしまいます
水糸を垂らし、垂直を見ます

2×4材を1744mmでカットした材が何本かあるので、これを柱にします。この1744mmという長さは上と下に38mmの材(2×4材の厚み)を接合すると、1820mm(6フィート)になります。

つまり、合板をカットすることなく貼る為のサイズだったので、今回の柱としては少し短いです。

そこで、適当な角材で下駄を履かせました。

柱は、ロフトの床板を支える2×4材に接合するのですが、強度と使い易さを天秤にかけ、今回は使い易さを優先させました。

特に重たい荷物を乗せたり、寄り掛かったりする訳ではないので、この程度の接合方法で十分だと思います。

※コーススレッドの斜め打ちだけで接合しています。

※写真を見て気が付いたのですが、ロフトの補強として見れば、この接合方法も悪くはないのかもしれません。

棚板を乗せる板が細いので、コーススレッドもスリムタイプにかえ、慎重に打ち込みます。

正面から見たときに、棚板を乗せる板が目立たないようにと、端を斜めにカットしてみました。

ちょっとしたアイディアなのですが、今は使う予定のないガラスはこのようにして収納することにしました。

棚板は、余りものの野地板だったり、貰ってきた廃材だったりと大分適当です。

ホワイトで一度塗りだけしています。

3.目隠しにはカーテンを

収納棚が出来上がり荷物を収納したら、次は目隠しです。

スライド式とか蛇腹タイプの扉がカッコ良いと思いましたが、今回は費用節約の為に、以前使っていたカーテンを流用することにしました。

カーテンレールは太めの針金で作り、カーテンとレールの接合には、細い針金を使いました。

バックパックが掛けられている面は、後ほど板を貼って目隠しする予定です。

カーテンサイズはぴったりで良かったです。

これで、部屋の中が多少はスッキリと見えるようになれば成功です。

※余談ですが、汚れた作業着だけは棚にしまいたくないので、相変わらずどこかに投げられています。
移住前は、洗濯機の中に汚れた服を投げ入れておけたので楽でした。

小屋に入る前に、前室のような空間を設け、そこで着替えるのはどうだろうか?などと考えています。

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