好きを伝えるだけでいいじゃん～坂口恭平の恋愛相談〜
坂口恭平さんの恋愛相談。
YouTubeのドキュメンタリー動画で、いのっちの電話をしている坂口恭平さんが失恋した相談者とのやり取りがありました。（動画は最後に掲載）
恋愛を超えた性愛のエッセンスが詰まっていて、すごく刺さります。
恋愛で悩んでる人へ。子どもたちへ、残しておきます。
モテるためのエッセンス
・両思いなんか目指すと、ろくなことない
・両想いになんなきゃ付き合えないのは、めどくさい。
・私はあなたが好きっていうのを伝えるだけでいい。それ以上のことは求めない。
・好きな人のために、何か困ってたら何でもやる。
・無償でやる。返礼や見返りを求めない。
・失敗しても落ち込まない。失敗したけどまた明日やればいい。
・振られた（落ち込んでる）とか言わなくていい。あの人が好きだけでいい。
・元気って言わなくてもいい。落ち込んでなけりゃいいから。無理に元気にしないでいい。
・オススメとか、どうしたらいいとか人に聞かない
・難しい本読んでますとか言わない。
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文字起こし
（相談者）すごく悩んでます。
（坂口恭平）悩みは、いいよ。悩んだ後に挑戦しなされ。そして試して失敗したら俺に電話して。
（相談者）試したんですよ。
（坂口恭平）うんそれで、あのちょっと振られまして。
（坂口恭平）ああ、俺ごめん、恋愛が全く興味なくてさ。恋愛で死ぬ人は俺もちょっともうしょうがないって言ってるんで。
（相談者）僕45歳なんですけど
（坂口恭平）俺と一緒じゃんどうした？
（相談者）一緒なんですよ。一緒であの彼女できたことないですよ。
（坂口恭平）できたことないって。別に彼女なんか別にできる時にしかできないから、無理してもしょうがないよ。まあ、何歳になるかわかんないけどできる時にしかできないから。
（相談者）ああでも、両思いになったことがないんです。
（坂口恭平）そう、なんか、それちょっと両思いになったことないとか、どうでも良くない？いや、わかんないけど。両思いなんか目指すと、ろくなこと起きないと思うんだけど。
（相談者）いや、でも人ってなんか…。
（坂口恭平）でかいないきなり！壮大すぎないか？人って、君でしょ？人じゃなくて。
（相談者）あのいやあの…。
（坂口恭平）ところがさ俺恋愛を全く相談乗らないんよ。もう愛して愛されることが、うんぬんなんか。
（相談者）人と人っていうかそう…。
（坂口恭平）ごめん。なんかめんどくさくなっちゃってる俺が。大事なことだと思うんですけど。俺もたまに振られるっていうか、その俺に興味がない人はいるわけよ。だけど俺は好きなのその人のこと。その時は、僕はあなたがとんでもなく好きで、「あなたが私のこと嫌いより好きです。」みたいな。だから、別にその好きっていうのを伝えるだけで、それ以上のことは求めないって伝える。そして、俺が好きであればいいから、何か困ったら何でも無償でやります。ただ、あなたが私を好きになるとか、あなたが私にキスしてくれるとか、チューチューとかおっぱい触らしてくれとか、1mmも思いませんと。そのパターンで行くと、半年後に意外と触れるよ。
（相談者）はい…。
だから、やり方がおかしいんだと思う。君、なんかもう「好きです！好きです！」みたいになったら、相手は「両想いになんなきゃ付き合えないの？もうめどくさい。」みたいな。
（相談者）でも、あの、デートに1回、誘ってもらったんですけど。
（坂口恭平）なんか、そのデートに誘うとかいう関係がちょっと。俺からしたら、「デートなど、そんなことできません。」みたいな。もう、「俺、好きなことで十分なんで。好きなんですもん、だって。」っていう。もう、それだけでいいじゃん。何を求めてるの？
（相談者）そうですね。
（坂口恭平）うん、なんか求めすぎじゃない？もう、求めない方が全部手に入るぞ、本当に。いや、求めなければ、無欲の勝利って言葉があるんだから。「私は、あなたのその服の中など、もう二度と覗きたいなどと口には申せません。」ってずっと言っとくのよ。
（相談者）はい。
（坂口恭平）ただ、その人が荷物とかかったら、「俺に持たせていただきますか。」とか言って、もう必死に持って、何でもお手伝いして。その代わり、そのそれの返礼として、また「パンティーを見せてくれなどとは申しませんっ！」ていうのを徹底するわけ。
（相談者）はい。
（坂口恭平）向こうから、もらおうとしちゃダメなのよ。それを徹底して徹底すると、180日間毎日徹底させると、なんか、おっぱいが見れたりするんだよ、これが。不思議よ、不思議。俺、見たいとも言ってないんだよ。見たいとも言わないんだけど、なんかポロン、ポロンて出たりするよ。
（相談者）ポロンと出たりする…。
（坂口恭平）うん。てかもう、もう恋愛って、だから、分かるでしょ？俺の恋愛感って、あなたとまるで違いすぎるから、俺、相談乗りたくないのよ。俺のやり方でやると、もう100戦100勝なのよ。だって、付き合わなくていいんだから。だって、好きなことを伝えればいいの。だって、それでいいじゃん。何、俺たち贅沢なことを。向こう（相手）が、私を好きになるなんて。そんな、心をコントロールするようなこと、やめようぜ 、人間。
（相談者）やめましょう…。
（坂口恭平）そう、分かった？だから、何でも手伝ったり、「お金なかったら、いくらでもあげます！」って言って、その後に「おっぱい触らせて。」って言わないんだよ。もうそこは、腹決めるんよ。うん、そしたら、「今日、ちょっとだけ触ります？」とか言ってくれたりするから。でも、言ってくれなくても怒らないでよ。だから、そういうことは起きなくても大丈夫っていうメンタルじゃないと、ダメだから。
（相談者）わかりました。
（坂口恭平）うんそうそう。絶対、絶対、モテるから。絶対。俺をもう、本当に信頼してくれ。
（相談者）はい。
（坂口恭平）俺、それで100戦100勝だから。オッケー？
（相談者）ちょっと、はい。今日、あの、あれ買いました。本に救い求めて。「カフカの日記」。
（坂口恭平）おお！いいね、いいね。なんか、そういうとこ、おしゃれ、おしゃれ、そういうとこ、おしゃれ。でも、そのおしゃれを女の子に見せないでね。モテるためにも。そういうのめんどくさくなるから。オッケ？
（相談者）はい。
（坂口恭平）うん。僕、こういうの読んでるんだ、みたいな感じで、自分が読んでる本を、なんか、あたかもカッコイイものとして女の子とか見せると、まあ、基本的に評判ダダ下がりなんで、やめといてください。
（相談者）坂口さん、あの、あれですけど、オススメの本とかありますか？
（坂口恭平）あのね、人にオススメの本を聞く奴がまずいから、とにかく、「本は自分で探す。」と腹に決めるとモテるよ。
（相談者）わかりました。
（坂口恭平）うん。どっちなの？モテたいの？モテたくないの？
（相談者）モテたいです！
（坂口恭平）でしょ？人に聞くな、全てを。バカ。人に聞くやつは、モテないぞ。「全部、自分の方法でやってみたんだよね。でも失敗ばかしてるけど、明日またやるんだよね。」…モテます。このままでいくと。
（相談者）わかりました。
（坂口恭平）オーケー。もう聞かないで。人に、「どうすればいいですかね？」とか、やめよ。もう本当、「失敗して落ち込んでます。」とか。絶対に落ち込んでても、失敗しても落ち込むな。失敗したけどまた明日やって、失敗したこと、失敗したなんか言わなくて いいから、周りの人には。やめようぜ、もう、そういうの。人に言うな。「振られた。」とか言わなくていいから。「僕は、あの人が好きなんだよね。」だけでいいじゃん。
（相談者）やめます！
（坂口恭平）やめようぜ。もう、つまんねえから。実現できなかったことで、ぐじぐじぐじぐじ、やらないの。
（相談者）はい！
（坂口恭平）僕はサトミが好きなんだ。で終わっとこうよ。もう、それでいいから。楽しいじゃん。「え、サトミさんのこと好きなんだ？告ればいいじゃない。」とか言って、いやそういうことじゃなくて、「僕はさとが好きなんだ。」で終わりなの。サトミのことを私のものにしようなどという、そういうことじゃないから。とか言ってたら、「お前、頭おかしいやつ。」って言われて、皆がいなくなってね、競争率が減ていくから大丈夫。サトミと絶対にいつか…サトミから、いつかご褒美が来るよ。
（相談者）はい。
（坂口恭平）よろしく。うん、そのスタイルで、ごめん、死にたくない人にはこれぐらいの適当な返事でやってますけど、よろしく。
（相談者）はい…。
（坂口恭平）え、まだ落ち込んでんの？
（相談者）落ち込んでますね…。
（坂口恭平）だりーな。もう早くやめろ。もう落ち込みを。もうめんどくせえな（笑）。もう今、大丈夫？そのモテの株がもっと落ちてってるけど大丈夫なの？早く落ち込んでませんって言ってくれよ。モテ株価が今もう、下落下落、円安止まらないみたいななってるよ。
（相談者）坂口さん、落ち込んでません！
（坂口恭平）それ、オッケー！
（相談者）元気…。
（坂口恭平）元気って言わなくていい。落ち込んでなけりゃいいから。元気にしないでいいから。言うなってことなだけだから。失敗しただの、落ちんだだの振られただの。
（相談者）はい。
（坂口恭平）それは全部、自分のエゴがもう、ビー！て出てきてるもんだから。恥ずかしいもんだから。もうちょっと見せないであげといて。だって本当は落ち込まなくて自分はトライした。好きな人に好きだと声をかけた。で終わり。うん、その後の返礼をもらおうとしなければ、ぐるぐる回ってくぞ、（贈与）経済は。わかりました。
（坂口恭平）返礼をもらうともらおうとするから、「これこんなにやったのに私は」みたいな、もうマジでそれ、一生言い出すよ！子供とかにも。「私は好きでもない嫁（夫）と一緒になって、あなたを育てたのに、あなたが子供だから、可哀そうだから…」とか言い出すんよ、本当に。
（相談者）はい。
（坂口恭平）やめようぜダサいの。ヨロピク。
（相談者）ありがとうございます。
（坂口恭平）よし、ちょっとモテ度レベル1上がりました。よろしくお願いします。ありがとうございます。
（坂口恭平）はいー。なんやこれ。やめてください。もう本当、恋愛で俺に相談すんなって。
引用元↓
TRUE KYOHEI SAKAGUCHI SHOW 坂口恭平生活 第12話 4/28
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