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研究の進捗-学会発表論文投稿完了-(20/10/15)

後期が始まり、また少しずつ忙しくなってきました。前期より講義の数が少なくなった分、より研究に割ける時間が増えたので、手を緩めることなく取り組んでいきたいと思います。

さて、前回は、学会発表論文とジャーナル投稿論文の執筆についてまとめました。その後、学会発表論文の投稿が完了したので、今回のエントリーではその辺りについてまとめたいと思います。

今回私が論文を投稿した学会は土木学会です。土木学会には専門分野ごとに多くの研究委員会があり、今回の論文は土木計画学研究委員会の研究発表会に投稿しました。発表日も11月14日に決まりましたが、今年はオンライン開催となってしまいました。学会終了後の夜に街へ繰り出すのがこの学会の醍醐味だったので、それができなくなると思うと残念です。でも仕方ないですね。

テーマは、「我が国のPFIに関する経済学的研究の概況」です。日本のPFI(Private Finance Initiative)の歴史は2001年まで遡り、今日に至るまで土木分野を中心に数々の学術研究が行われてきました。一方、海外に目を向けると、経済分野の研究が盛んに行われています。PFIやPPP(Public-Private Partnerships)を対象とした経済学的研究を束ねた書籍も出版されているほどです(どこかのエントリーでも紹介したと思いますが、参考までに紹介します)。

日本にもPFIを対象とした経済学的研究は存在しますが、海外と比べるとその数は圧倒的に少ないという実態があります。そこで、日本のPFIを対象とした経済学的研究の成果を総括し、特徴と課題を明らかにしようというのが、今回の私の論文のテーマです。

実は今日、この論文についてゼミで発表しなければならず、急ピッチで発表用のスライドも作り上げました。先生やゼミ生の意見を踏まえて、来月の本番でより良い発表ができるよう努めたいと思います。

Good day.

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