断る外人女性

自己を抑制する勇気

本日2月15日。
例のごとく新型コロナウイルスによる感染者及び死亡者が
増えている報道。

バレンタインに浮かれている場合じゃないぞ、日本人(笑)!


日本中の人が「ヤバい」と肌で感じている。
今や、極端にボキャブラリーの少ない者が好んで使う単語一言で表現できる世の中になってしまったのだ。

ここに及んでは、
調子が悪いと感じたときは、
素直に休む、家に引きこもることが重要と思われます。

人権侵害先進国のどこぞ国家のように、
政府が強制的に会社への出勤や外出を禁止できるような国なら、
ウイルスの蔓延を回避する手立てを講じることができるものの、

良くも悪くも人権意識の高い我が国だと、
そうもいかないのが悩ましい限りです。

外出するか否か、仕事をするか休むか…これらは各自の良心に依存します


「世間の人に迷惑をかけるのはいけない」という美意識を日本は持っている国と
私は信じていますが、

ただ、現実問題、
サラリーマンが社長から『少しの熱くらいで休むな』などと言われたり、

フリーランスが、クライアントやお客さんから『急ぎで仕上げてくれ』と言われたら、
やるしかないでしょう。

たとえそれが、二次感染者を増やすことにつながったとしても・・・


30年続くデフレのニッポン。
自分のクビや収入減を賭けてまで、
会社の命に逆らえる人はいない。

理想を言えば休むべきとはいえ、
それができないのは分ります。

義理と人情秤にかけりゃ、
カネで傾くこの不況。


なので、

もう、このような状況になったのですから、
我々がなすべきことは、
二次感染を増やさないこと。

これです。

たとえ、ウイルスが我が身に侵入したとしても、
そこで食い止めて、他の人に移さない。

「自分で最後にする」という意識を持つことです。


一番の対策は新型肺炎にかからないことですけど、
最悪の事態を想定するのが危機管理の基本。

かかったかもしれないと思ったら、
これ以上広めないために、
勇気をもって、自分の行動を抑制することが大事です。

少し前に、『断る力』(勝間和代)なんて本が流行りましたよね。
自分の利益や立場を守るよりも、世のため人のために業務を断る勇気を持ちたいと、自分は考えます。


ただ・・・一応、申しあげておきますが、
積極的に「仕事を断れ!」とは言いませんよ。

こんなイレギュラーな事態が発生した時に、
自分の代わりに仕事を任せられる外注先や仲間を手を組んでおくとか、

普段から、危機への対策を取っておくのがベストですからね。




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