一週間、フルーツだけの生活を送ってわかったこと。
食に関するサイトの記事を読んでいて、
いまの日本人に必要なのは「栄養をもっと取るために足す」のではなく「デトックスするために引く」を取り入れるべき、のようなことが書いてあり、『そうだな!』と唸った。
と言うか、食に関してだけではなく、
全てのことにそう言えるように思う。
じぶんの望む生活に近づけるために、
なにかを足していくことをよくするけれど、
いまの生活の中でやめること、引いてくことをしてみると、
すでにあるものものたちが際立って、ここにずっとあった満足に気がつくことができたりする。
今回書きたいのは、
一週間フルーツだけですごす挑戦について。
なぜ、“一週間フルーツ生活”に挑戦したか。理由は三つ。
③については、まさかの食い意地のはった、食べることが大好きなこのわたしに、そんな心境となる日がくるとは予想だにしていなかったので、また別記事に書いてみたい。
そんなこんなの①~③があいまって、フルーツ生活をスタートさせた。
▷一週間のメニュー。
【一日目】
朝(バナナ1本)
昼(リンゴ1個、カットフルーツのパイナップル1パック)
夜(リンゴ1個、ミカン1個、アボカド1個)
【二日目】
朝(バナナ1本)
昼(リンゴ1個、カットフルーツのメロン1パック)
夜(リンゴ1個、バナナ1本)
【三日目】
朝(バナナ1本)
昼(リンゴ1個、キュウイ2個、バナナ1本)
夜(ブルーベリー1パック、アボカド1個)
【四日目】
朝(バナナ1本)
昼(リンゴ半分、イチゴ1パック)
夜(リンゴ半分、カットフルーツ盛り1パック)
【五日目】
朝(バナナ1本)
昼(リンゴ1個、バナナ2本)
夜(カットフルーツ盛り1パック)
【六日目】
朝(バナナ1本)
昼(リンゴ1個)
夜(アボカド1個、キュウイ1個、ミカン1個)
【七日目】
朝(バナナ1本)
昼(リンゴ1個)
夜(カットフルーツ盛り1パック)
よく飽きずにクリアしたなぁとじぶんで思った。
りんごが大好きすぎて助かった。
今もまだまだりんごが食べたい。
カットフルーツはわりと半額になっていることが多いのでお買い得であり、食品ロスもへらせるので一石二鳥。
そして、糖度の高いものは『果物』と、みなしました。(メロン)
量はとくに設定せず、そのときの空腹具合で食べた。
あと、食事のあいだのブラックコーヒーはOKにして飲んでいました。
▷一週間を経て。
上記のメニューですごした一週間のことと、
みられた変化を以下に記載。
一週間すごす中での気持ち。
季節によってあまりフルーツの種類がない。いまは“フルーツのみ生活”にむいていない季節だっかかもしれないと、後で思った。
夢の中で、お気に入りのチョコビスケットをむしゃむしゃ食べていたので、一週間耐えたじぶんを褒めたい。
変化について。
①に関しては、初めにガツンと落ちた。おなかがスッキリした。
②は、わたしにとっては大きな変化。
以前までは、仕事中にお腹が空くと『空腹=力が出ない、万全のコンディションではない状態』と認識して、
『はやくこの空腹状態を回復させなければ』と思っていた。(昼ご飯が待ち遠しかった)
が、今回の一週間で、
空腹時や、空腹をこえたときのコンディションがじぶんの通常運転だとしても大丈夫だということが分かったし、
そういう認識に変わった。
空腹感を覚えても、その状態が平気になった。
別に“空腹”にたいしてアレやコレや取り組まなくてもいいんだ、と思えたと言うか。
③は、けっこうほかの食べ物のことについて考えるわりには、
いざその食べ物が目のまえにあっても、食べたいと思わなかったり、
すぐお腹がいっぱいになったりした。
食欲は、食欲がつれてくるんだなぁと、あらためて思った。
行動が次の行動をつれてくるし、
アイディアがアイディアを連れてくる。
noteを書く一記事が次の一記事を連れてくるし、
不満は不満を連れてくる。おもしろいなと思ったし、
やはり最初の0から1に移すのと、
逆に10を0にするのが『エイッ!』と力がいるのだな、とつくづく思った。
日ごろの食生活の大部分をやめてみて、得たもの。
それは『なんか、大丈夫』だという実感。なーんだ、大丈夫、みたいな。
プラスしていくこと、足していくことで理想の生活、人生、じぶんになれるとずっと信じていたあの神話は、なんだったのだろう?
わたしはそうひとりつぶやいて、りんごを齧った。
☕︎ Have a nice day! ☕︎
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