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何か新しいことをやってみよう

コロナのせいで、夏休みなのにどこにも行けないし、何もできない。それなら、自宅にいてもできるちょっとした実験を子供も大人もいっしょになって遊びながらやってみるのはどうでしょう。Amazonで一冊の本を買いました。世界的なベストセラーなのですでにご存知の方もいるかもしれません。

 「なぜ? どうして?がよくわかる わくわく科学実験図鑑」
クリスタル・チャタトン著     岩田佳代子 訳
出版社:  ディスカバー・トゥエンティーワン 
¥2300.-、ISBN:  978-4-7993-2768-5

STEAM教育

私自身、日々にアクセントがなく休みの日もつまらないので、家で手軽にできる面白いことは何かないかと思い探していたら、この本に出会いました。
対象は「小学生全学年」で、写真で見ていただければわかりますが「おうちでSTEAM教育」とかいてあります。"STEAM"は、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Art(芸術)、Mathematics(数学)の頭文字でSTEAMなんだそうです。

小学生向けの楽しい実験本

小学校に通う子供たちが、ワクワクしながら楽しく学べる面白い実験を105点、集めてあります。科学、技術、工学、芸術、数学とそれぞれに章立てされていて、それぞれの実験のやり方、進め方、考え方などが写真や図付きで書かれています。(この本は全部カラーです)さらに、それぞれの実験には「もっと挑戦」や「なぜ?どうして?」などの追加実験などがあります。子どもがちょっとした科学者になったようなイメージでしょうか。

大人も楽しめるし学びになる

この本は子ども向けですが、実験をする前にどんな仮説を立てるかなどの思考のプロセスや考え方なども書かれています。これは大人でも必要な思考スキルなので大人は大人で同じことをやってみるといいかもしれません。

横断的思考を取り入れた内容

また、実験はSTEAMの5つのフィールドに分かれていますが、全てではありませんが、実験には他に関係する分野などの表記もなされています。例えば、実験は「科学」ですが、その実験には「工学」も関係しているよ、という表記があるので、横断的な学習要素を持たせています。これは自分がやっていることが他に何と関係しているのかを考えるヒントになりますし、気づきを与えるチャンスにもなります。

何よりも楽しむための実験

どの実験材料も生活用品を使ったもので、特殊な材料はありません。実験時間も10分~20分ぐらいでできるものばかりです。でも、ページをペラペラと見ていて「あぁ、これ面白そうだな」というのがたくさんあります。大人でもちょっといたずら心でやってみたくなるものがたくさんあります。

簡単な実験を通して

簡単な実験ではありますが、探求心、観察力や問題解決能力などを養う上でとてもいい内容だと思いました。私は子供がいるわけではありませんが、まず自分が子供になって楽しくやってみよう、驚いてみようと考えて同書を購入しました。

コロナという非常に息苦しく、難しい状況の中ではありますが、そういう状況の中でもできるだけ楽しく、笑いや驚きのある日常が必要だと思います。身近なもので楽しく日々を過ごす、ちょっとした変化をこういう実験で楽しんでみるのはいかがでしょうか…。


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