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2020年を振り返り、2021年の展望を考える

もうすぐ2020年が終わる。今年は新型ウイルスに世界中が襲われ、恐怖した一年だった。そんな中、個人的にはVtuberから行動経済学、そして株へと興味がシフトしていった一年だった。

Vtuberから経済学を学ぶ

Vtuberグループ「アイドル部」のメンバー脱退によるファンの阿鼻叫喚を受け、自分も絶望の淵に落ちていた2019年末から2020年年明け頃。そんな中、「何故こんなにもネットリテラシーが低い人間が多いのか?」という疑問がわき、そこから人間心理への興味が湧いてきていた。

そんな中出会ったのが、バーチャルエコノミスト千莉というVtuberで、彼は「行動経済学」という心理学と経済学を合わせた経済学をメインにしたYouTuberだった。ちなみに彼はホロライブ所属の桐生ココの舎弟でVtuberオタクだ。(笑)

まあとにかく、彼の動画を見て初めて「行動経済学」というものを知り、自分も行動経済学の本を読んでみたりした。そこでわかったのは、人間の心理なんてわりと分析済みで、それを利用してマーケティングをしている企業なんて当たり前のようにいたということだ。

それを理解してみると、数ヶ月前まであんなに悩んでいたことも、冷静に客観的に見るとわり分析の出来たことなんだと思えてきた。そして、経済学を学ぶと同時に気になってくるのが「株式投資」だった。

株式投資で経済を学ぶ

この時、ちょうど新型ウィルスが世界に広がりだし、世界中が恐怖していた時だった。それに、元々の将来への不安というのもあったので、興味本位で株式投資について調べ、そして口座を作り投資を初めてみた。

結果的に、株式投資のパフォーマンス自体はそこまで大成功というわけでも無かったのだが、株式投資を通して学んだことは本当に自分の中で革命的だった。

まず、普段なにも考え無く使っていたお金自身にお金を稼ぐ力があることが衝撃的だった。そして、世の中に色んな事業やマーケティング戦略があることも知った。それに、どういう展開になったら人はどう思い、動くかというのを学んだ。そして、世界がどう動いているかも見るようになったし、海外に興味が湧いてきた。

今投資に全く興味無く、銀行口座にお金を貯めているだけの人は、少しでもいいから投資に回してみるのをオススメする。投資の世界を知り、経済の動きを知ると、見える世界が変わってくるぞ。

2021年の展望を考える

さて、過去の振り返りはここまでにして、未来のことを考えてみたい。自分が特に気になっているのは仮想通貨株価の上がりっぷりと、ネットコンテンツの進展だ。

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まず株価だが、今年はコロナショックから急上昇していき、NYダウは30000を超え、日経平均は27000を突破した。特に日経平均は1991年から29年ぶりに27000まで戻ってきたので、今後さらに上がっていけば、株に興味を持つ人がこれからどんどん増えていきそうだ。そうして、銀行口座で死んでいたお金が動き出せば、日本経済も成長していくだろう。

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仮想通貨の値段もこの一年で急騰した。特にビットコインなんて、コロナショックで1BTC40万円まで落ちたところから、年末には290万円まで上がった。これには色々理由があると思うんだが、とりあえず仮想通貨支払いが出来るところが増え、需要が増えていったのが大きいと思う。

この流れは来年も続くと思うので、これからまだまだ需要は増え、値段も上がっていくだろう。気になるのは、値段が上がりすぎて買いづらくなるところなんだか、そのあたりはどう解決していくのだろうか。

このあたりのシステム問題が解決していけば新しい通貨として浸透していきそうな気がするが、どうだろう?今後の展開が気になる。

そしてネットコンテンツ。特にYou Tube等の動画コンテンツやVRチャット等のVRコンテンツは今後進展していくと思う。

コロナ禍の影響から家に引きこもる人が増え、そしてネットコンテンツ需要が増えたこの一年。来年にはコロナウイルスの対策も進んでいき、春くらいには収まってきそうではあるが、かといって以前の世界に戻るのかと言えばそうでも無く、ネットコンテンツの評価が上がった世界が来るだろう。

テレビ放送からネット配信へのシフトはしていくだろうし、ネットの店舗販売も増えていくだろう。その流れで、You Tube等の動画を使ったマーケティングも増えていくだろうし、VRを使った宣伝販売も増えていくと思う。

気になっているのはVRチャット内で開催されている「バーチャルマーケット」という展示イベントで、巨大なVR空間で様々な展示がされているのだが、参加企業が毎回増えていき、段々と規模が大きくなっていっている。

今後これがさらに進化していき、展示されているものを仮想通貨で購入出来るみたいなことになっていけばもっと面白くなると思うのだが、まあこれはまだまだ先の話になりそうだ。

あとはVtuberの界隈も気になる。2020年にホロライブが海外、主に欧米圏での人気が急上昇し、ファン数も一気に伸ばしてきた。これによりVtuber全体の海外人気も上がっていくと思うので、今後はもっとグローバルな展開をしていくかもしれない。

しかし、今の「You Tubeでのライブ配信」というスタイルはわりと頭打ち感があるので、今後さらに進展するには別の展開をしていかないといけないと思う。個人的にはVRでの配信が出来たら面白いと思うのだが、そこもVR自体のシェアがまだまだ少ないのでまだ難しいと思う。まあなんにせよ、Vtuber界隈もまだまだ成長しそうだし、今後の展開が楽しみなところだ。

長々と色々書いてみたが、とにかく来年はコロナが収まり、ネットコンテンツがより普及する新世界に突入すると思う。そして株式市場も上向きに成長し、経済も回復していくだろう。自分もその波に乗っていきたいところではあるが、はたして・・・

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