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私の「かわいい」への努力。ミニマリストへの道と、パーソナルカラーへの試行錯誤

2022.02.24

最近、メイクにハマっている。
おしゃれも楽しんでいる。

…そう言うと、おしゃれなイケイケ大学生だと思われるだろうが、そういうわけではない。
対面で授業があった大学1年のときは、入学から1ヶ月ほどは頑張ったが、そこからすっぴん登校常習犯となった、根本はズボラで芋な女子である。

女子校だった高校のときなんて、女子しかいないのに身だしなみに気を使う必要なんてないと思ってたし、わざわざ早起きして校則違反のメイクをやるのも意味がわからないのに、バレないようにすっぴん風メイクをやるなんてアホみたいだ、って思ってた。

しかし最近は、自分を活かすためのメイクとは何なのかを、研究している。そして最近、正解が出来つつあるので、自分の記録として、また他のメイク道具が欲しくならないようにするために、書いていきたいと思う。
メイクをする上での、私のポリシー3つを、以下に記す。

① 道具が少ない&手順が少ない、可愛くなれる方法を探ること
② 自分の顔そのまま、シンプルに可愛くすること。根本は変えない(アイプチやカラコンはしない)
③ 世論の可愛いメイクなんて気にしないこと。自分でしっくり来て、自分で可愛いと思えるメイクをすること。

おしゃれ・可愛くなりたい、ということに対して何も思わなかった私が、こういう考えに至った理由を、今から書いていこうと思う。

1.目指せ、ゆるゆるミニマリスト

そもそもの発端は、私が自粛期間に、ミニマリスト思考になったことから始まる。

以前の私は、物が過多状態であるマキシマリストであり、家より外の方が滞在時間が多い生活を送っていた。しかし家での時間が増えたことで、なんか生活しにくい、と感じるようになった。やっと、「自分が物が多い」ということに気づいたのである。そして、片っ端からミニマリストの人の書籍やブログを読み漁るようになった。書籍は書くとキリがないので諦めるが、好きなYouTubeは絞れるので、書いておく。

このとき(今も)影響を受けたYouTuberさんは、

・mami dot. さん
・tabi to hibi from odeko さん
・Tommy/Tokyo simple life さん
・あやじまチャンネル さん
・おふみチャンネル さん
・ズボラP さん

[追記2022.10.10]
・Amy's Life さん
・koto Life -淡い家でゆるく暮らす さん
・mai minimalism さん
・tsumugu .-お気に入りと暮らす さん
・あすかのミニマルぐらし。さん
・どこでもLUCY〻シンプルな一人暮らし さん
・ほどほど暮らし帖 さん
・ゆるシンプルライフ さん

[追記2023.2.4]
Instagram
@minimalist_ask (あすか)さん
 白基調のホテルライクなお部屋
@huu_room (ふう)さん
 ピンクと白の可愛いお部屋
@knn.room (kanna)さん
 ピンクと木のナチュラルなお部屋

である。この方々のような「余白がある豊かな部屋」を作りたいと、心から思った。よって、当時300着(もっとあったかも?)の服も含めて、色々なものの整理を始めていくことになるのである。一年に着る服20着!とかにはなりたくない(動画の方々でそういう人もいる、ごめんなさい)が、全く出番がない服を減らして、お気に入りの服だけに囲まれたい、という決意があった。

今まで読んだ書籍の研究結果によると、服の断捨離の指標は3つある。
まずは、「ときめく」「ときめかない」だ。しかし、どの服も気に入ったから買っているため、当たり前のことだが、全部ときめいた。
つぎに、「着る頻度」だ。しかし、自粛前の私は、洗濯が終わった上のものを適当に着ていたし、ファッションのトータルバランスは意識していなかった。それに加えて、外出の機会がぐんと減ってしまったため、よく着ていた服が何だったかが思い出せなかった。
最後が、「似合う」だ。私は、1着1着、全身鏡の前で服を当てて、何が似合うかを見極めていった。鏡に当てて、なんとなく似合わない・着ないと思った服は、大きな袋にまとめた。そして、洋服の管理場所とは別の場所にまとめ、似合わない服が、毎朝服を考えるタンスに入らない状態にした。大きな袋の服たちは、押し入れの中に放置された(さすがに最初からは捨てられなかった)。

ここに相当な時間がかかった訳だが、同じことを繰り返していくと、そういえば着てなかったと、自粛前の記憶を思い出していき、「着なかった理由」が分かってきた。例えば、袖のレースが可愛くて買ったノースリーブの服を着なかった理由は、私は夏によくカーディガンを着るため、せっかくのレースが見えないからか、というようなことである。理由が分かると、ノースリーブとカーディガンを着たときに無地になる服が、「着ない服リスト」に入る。こうして、だんだんと自分の「着ない服リスト」が増えていったのだ。ごく一部だが抜粋する。

着ない服リスト
・シワになる素材
・肌着が透ける服
・ノースリーブ
・カーディガンを着たときに無地になる服
・ハイネック

だが、「着ない服リスト」の中でも、何故かよく分からないことが2つあった。
1つめは、色である。私は、くすんだ色と、やたら濃い色が似合わないのだ。実際、これらの色のものは、着たときに違和感があったから着ていなかった、ということを思い出し、押し入れに入れた。
2つめは、トップスの柄である。私は派手な色や柄の服ばかりあったのだが、特にトップスにおいて、大柄のトップスが似合わないのである。無地は派手な色でも、違和感はないのだが、派手な柄になってしまうと、顔が柄に負けるのだ。
そして、だんだんと流行してきた「パーソナルカラー診断」を、インスタで見つけてしまい、憧れを募らせることになるのである。

2.色んな診断をしてもらう

パーソナルカラー診断をする方々は、インフルエンサーの方々も多く、立派な自営業であるため、料金が意外にかかる(万超える)。そして、こういう“似合う診断”みたいなのは、パーソナルカラー・骨格・顔タイプの3種類あるらしい。
行かないと始まらないと腹を括った私は、料金と診断内容を吟味し、一回でまとめて3種類の診断をやってくれるサロンに行くことにした。自分の服を色布扱いにして、鏡の前で顔に当てまくる、という事前調べをたくさん済ませた上でも正解が分からずに、サロンに行ったのは、恐らく私が初めてだと思う。
やっとの結果は、がっつり1stイエベ春・あえて言うなら2ndブルベ夏・ウェーブ・フレッシュ、ということになった。
私自身、この結果にはすごく納得した。イエベ春は髪の色が抜けやすい&血色感がある肌ということで、ウェーブは筋肉がつきにくい体質ということで、フレッシュは顔まわりで大柄が似合わず無地が似合うということで、深く納得した。診断を誤診だと捉えて、数々のサロンを渡り歩く方々もたくさんいる中(インターネットのご意見より)で、一発で納得いく診断が出たことは、本当に運がよかったと思う。

3.パーソナルカラーの罠

しかし、私はパーソナルカラーにおいて、流浪の旅に出ることになった。
まず、サロンで「イエベ春向き」としておすすめされた、淡めのアイシャドウとチークを購入したのだが、何故だか私の肌で発色しないのだ。鏡で見ても、カメラで撮っても、アイシャドウとチークの色を捉えることができない。パーソナルカラーに合っているはずなのに何故だ、、?と何度も試みたが、やはりコスメ本体にある色が、自分の顔に全く乗ってない。
原因を突き止めるのには、時間がかかった。エゴサを相当した結果、パーソナルカラーというのは、4分割と16分割があるらしい、ということを知った。

https://sachiel-chan.net/personal-color-16type-base より

16分割と言うが、似た色だしそんなに変わるのか?と私も思った。だが、変わるのだ。

引用元→前画像と同じ

春(Spring)で分かれる4つは、
薄「Light」〜「Bright」〜「Vivid」濃
の順で、「明るさ」や「鮮やかさ」に違いがある。
(Warmは色の黄味が強い、という違うジャンル)


私がおすすめされたアイシャドウとチークは、この「Light」の部類だったのである。Lightは、色白の人が似合う色なので、色黒である私の肌では、発色しなかったのだ。
なるほど、16分割の概念か、と思いながら、私は色んなコスメを、とりあえず試してみた。ドラッグストアのテスター、たくさん手元でちょちょっと試させてくれてありがとう。
すると私は、色が薄いもの(LightとかClear)は、肌で発色しなかった。服で試しても白浮きしている印象を受けた。加えて、黄味が強すぎるもの(秋とかWarm)は、肌に馴染みすぎて、いわゆるラクダ色になってしまった。
こういう試行錯誤を経て、服とコスメ共に、私の似合う色は、春のBrightかVivid、夏のBrightであることが判明した。私は派手な色や明るい色が好きであったため、この結果を喜んで受け入れた。
そして、理由は分からないが似合っていない、と先ほど綴っていた「くすんだ色」は夏と秋のMutedに、「やたら濃い色」は秋と冬のDeepに、見事に分類できた。これらは、客観的に見ても、Brightの反対にあたる色だ。
というわけで、私は、色の正解を手に入れた。16分割の診断は受けたことがなく、自己診断ではあるが、鏡を見て、自分が可愛いって思うのがこの3つの分類なんだから、他人の診断なんかよりも何よりも信じられる正解である。パーソナルカラーを信じていない人もいるだろうが、パーソナルカラーのルールに乗っ取った色だと自分が一番可愛く似合って見えるのだから、正解すぎる結果だと確信している。

そしてやっと、「似合う」服とコスメの選び方が分かるようになったのだ。ただなんとなく“かわいいー”と買うことがなくなった。
私は、似合うと好きが一致したため、「似合う」ものであり「好きな」ものを選べるようになった。

…まだおしゃれの序盤も序盤だが、
ここまでに、私は1年半かかった。
鏡の前で服をたくさん当てたし、自分の顔をたくさん見た。なので、「可愛い」「おしゃれ」を手に入れるのには、相当な努力が必要なのだと、本当に感じている。中高とか、小さい頃から頑張ってた人たちは、本当にすごい。

そして、「可愛くなりたい」の理由は、色恋だけではないことを知った。というのも、私自身色恋じゃないと、おしゃれには目覚めないだろうと思っていたのだ。そんな私は、「服を減らしたい」という目的で、「可愛くなりたい」の序章を歩き始めた。恋がなくても女子は垢抜けできるんだぞ、自分自身のやる気次第だぞ、と心から訴えたい。

4.目覚めはじめたぞ!

パーソナルカラー・骨格・顔タイプの診断を受けて、下記のことについては、変化があった。
自分が見かけで変わる変化を通して、おしゃれ、という行為が分かってきたし、楽しくなってきた。

◉髪
色んな理由があって短くしたのだが、その一つとして、顔タイプ診断で、似合うと後押ししてくれたから。周りからすごく好評だったし、私が今の長さをすごく気に入っている。

◉服
スカートやズボンは特に、丈やシルエットが大事だということが分かり、必ず試着してから買うようになった。(今までは面倒でしていなかった)

webだと色の詐欺があるため、店頭で選ぶようになった。(特に色のくすみに関して、オンラインだとくすんでいないものが、実物だとくすんでいることが多かった。私はくすんでいる色は、色としても嫌いなので、一石二鳥。)

店頭では、上記の似合う色が見えた店だけに入り、真っ先にその色の服を見て、服のデザインや機能性で決めるようになった。つまり、ウィンドウショッピングの流れができた。
加えて今までは、“無限”の服の中から選んでいたため、購入の基準が曖昧だったが、今は、好きで似合う色という“有限”の中で、さらに好きな服を見つけていく、という楽しいショッピングになった。そのため、謎の“着る服がないから買う浪費”がなくなり、今まで以上のお気に入りの服を買えるようになった。

条件にあった服が本当にお気に入りの服だから、大切に着ようと思えるようになった。そのため、どの服も満遍なく着られるようになって、コーディネートが楽しくなった。
また、ミニマリストと名乗れるほどではないが、約100着という標準の量にすることができて、結果として本来の目標であった、服を減らすことができた。これは、juscloという神アプリとの出会いも大きい。


しかし、ここで次のステップとなる、メイク問題が勃発するのである。

5.メイクの苦悩、顔って一人一人違う


やっと気づいた、メイクって立派な研究活動だ…頑張ろう…!!!!

このメイクをしている私、大好きなファッションをしている私、すっごく可愛いぞ!!!!
って思えるその日まで、
「かわいい」への努力を続けていきます。




(追記)
翌日から研究がはじまり、大論文ができたよ。
熱量おそろしや。


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