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週末で楽しむ沖縄、ステーキと次世代型ホテル-DAY1|TRAVEL LIGHT #3

身軽に飛行機に乗ってみたら

羽田空港を出発したのは夕方。1日目といっても、沖縄に着くのは夜。こういう行程になったのは、急に思い立っての旅だというのと、3月末には消えてしまうマイルをなんとしても使いたかったから。

滞在時間が短くなるのは残念だなと思いかけたけど、2泊3日(夜着&夜発)の実質ほぼ2日間、会社員の週末旅でどこまで楽しめるかを実践してみよう、そう決めた。2日目にダイビングをすること以外は未定のまま、いつものリュックで旅に出た。

飛行機の旅は、空港まで遠かったり、待ち時間や遅延もあったり、大変なことも多い。でも、飛行機に乗っている時間が私は好きだ。新幹線は移動手段という気がするけど、飛行機はどんなアトラクションよりもすごいと思う。だって空を飛べることなんて日常ではありえない。

上から見る富士山もいい

仕事の悩みで胃が痛かったはずなのに、下界を眺めていると、地球ってすごいなあと、急に頭が切り替わる。飛行機の荒治療、けっこう効果あるかもしれない。よし計画を立てるぞとGoogleマップを開く。

とにかくステーキが食べたい

事前に決めていたのは、夜にステーキを食べるということだけ。地図上で那覇市内のステーキ屋をしらみつぶしにチェックする。人口あたりのステーキ店が日本一というだけあって本当にたくさんある。

中心部にはステーキハウス88などの人気チェーンのお店がたくさん。飲んだ〆にステーキを食べる文化もあるそうで、大体遅くまで営業している。遅めの夜ごはんにステーキはちょうどいい。言わずと知れたジャッキーステーキハウスも一度は行ってみたいし、O's Houseも気になる……。

延々と見ているうちに、定まってきた。いわゆる沖縄ステーキらしいお店(スープとサラダが付いて、輸入の赤身肉を鉄板皿で提供するスタイル)でちょっと穴場なところがいい。

那覇空港に着くと、すぐにモノレールに乗って、2駅先の小禄駅で降りた。普段は通り過ぎる駅で降りるのもまた楽しい。道路沿いを歩いて、"STEAK HOUSE DAY'S"の扉を開ける。賑わっているけどすっと入れる。それが一番うれしい。

注文したのは、ランプステーキの200g(1650円)。これに追加400円で、スープ、カレー、ライス、ドリンクが付く。しかも自由にとっていいという素晴らしいシステム。さっそくサラダバーに向かう。

さて、いただきます。まずはサラダとスープ。野菜は新鮮で、ドレッシングも複数ある。

玉ねぎドレッシングがおいしかったかな

ちょうど食べ終わった頃に、ジュージュー音を立ててステーキが運ばれてきた。ミディアムレアがいい具合。しっかりした赤身でおいしい。

ソースもあるけど、まずは岩塩と黒胡椒で

この時点でもう満腹に近いので、白ごはんはセーブしたいところだがツヤツヤのおいしいお米でつい手が伸びる。でも牛すじカレーはどうしても食べたい。

ちょっと欲張りすぎた気はする

ふう。満腹。食後にドリンクバーのホットコーヒーをいただく。なんだろう、勝手にコース仕立ての気分で、短い時間でずいぶん楽しんだような気がする。

次世代型ホテルに泊まってみた

お店から一つ先の奥武山公園駅まで歩いて、またモノレールに乗って美栄橋駅へ。ホテルは“プリンススマートイン 那覇“。営業マン時代にいろんなホテルチェーンに泊まったけどここは初めて。というのも、まだ新しいブランドで、プリンスホテルが手がける次世代型ホテルなんだとか。

チェックインはタッチパネルで。さくっとお部屋に向かう。シンプルだけど、新しくて綺麗で快適。

コンクリート感がイマドキっぽいかも

ちなみに朝食は無料で、ホットドック・卵サンド・サラダ&バケットの3種類から選べる。飲み物も、コーヒーやカフェオレ、シークワーサージュースなどから希望のものを。部屋に持ち帰っても、袋に入れて持って出かけることもできる。朝は軽めがいい私には、これはいいなあと思った。

シーツがやわらかくて(糊がそんなにかかってないのかな)、バスタブはないけど、上から降ってくるタイプの大きなシャワーが気持ちいい。効率化しつつ、欲しいものはちゃんと揃っている感じ。これからこういうホテルが増えていくのかも。

大きなテレビがあるからアマプラで映画を見るぞ、と意気込んでいたけど、実際はすぐ寝た。ひさしぶりの、ぐっすりと深い眠りだった。

つづく



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