「イケスカネーゼ」

オードリーのANNin東京ドームの二次先行も外れ、世の中の厳しさを味わっている。今週も元気もりもりANNを聴くけども!聴くけども!

オードリーも去ることながら、私は男性ブランコも好きだ。
どちらもワードセンスが光る漫才/コント/平場を繰り広げる芸人で、そういうお笑いが好きなんだろうと思う。

そんな男性ブランコの平井まさあきさんが、エッセイを書いていることを知った。

この第3回のエッセイが面白くて、ものすごく「平井さん」な文章なのだ。

読みやすく、分かりやすく、人に伝わりやすくが重視される文章術の本も多いけれど、平井さんのエッセイを読むとそんな心得は吹っ飛ぶ。

冒頭からエンジン全開だ。

「人間という生き物として日々を生きていますと、いけすかないこと、いけすくこと、様々な事象に直面顔面してしまいます。いけすくことでしたら、そのまま直面顔面したとしても、歯茎剥き出し曝け出し満面笑みで「うへあ」と言いながら、そのいけすくことをそのまま受け入れたらいいでしょう。」

第3回「イケスカネーゼ」冒頭

歯茎剥き出し曝け出し満面笑みって、形容詞かかりすぎていて笑えてくる。

いけすかないことを「イケスカネーゼ」と呼ぶとか、平井さんだなあとしみじみ。

正直、一文が長くめちゃくちゃ読みづらいのだけど、読みづらいからダメだということでは無く、とても好きだ。

日頃、他人に伝わる文をと思いながらレポートや研究は進めていくので、こういう個人全開の文体に出会うと、「これぞ文章だよなあ!」と爽快な気持ちになる。

分かりやすい文が求められる時はそれに応えるが、全部の文章を杓子定規のように分かりやすくしなくてもいいよなと思えたエッセイだぅた。

次の連載も楽しみ!

かしこ

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