「二度寝禁止」こそ、最強の睡眠薬

僕は小学生くらいの頃から、周りの人と比べ、寝付けがとにかくわるい。

夜の0時くらいに消灯しても、3~4時まで眠れないなんてわりとザラ。

小学~高校と部活でバスケをしてたけど、合宿ともなると決まって最後まで起きているタイプ。

就寝時間になっても、遅くまで布団のなかでじゃれあって遊んでいるやんちゃ勢たちのいびきもしっかり聞いてきた。

スッと眠れるのは「前日1~2時間しか寝てないとき」か「よほど心身ともに疲れているとき」。

だから「必ずしっかり寝なけきゃいけない日」がある場合、「その前日は2時間の睡眠で済ませる」みたいな工夫を凝らしながら、29歳まで生きてきた。


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「『眠らなきゃ!』って思うのが一番よくない。眠くないなら無理せずに、読書なり自分の好きなことをすればいい。自然と眠くなるのを待とう。」

そんな話はけっこう聞くから、実際に諦めて、読書なり執筆なり、YouTube見るなり、したことは何度もあった。

しかし、寝るのを諦めても時間は過ぎる。

結局、朝の5時半~6時ころちゃんと睡魔がやってくる。

さっきまで眠れなかったくせに。それがものすごくストレスだった。

なら、そこからいったん2時間だけ寝て、その日の夜にしっかり寝るとしようか。

…理屈はそうなんだけど、2時間の睡眠で済ませるのは、よほどの理由や用事がない限りムリなのだ。眠すぎて。


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そんな自分が最近では、

毎日23時ころ消灯、
多分23時30分ころには眠りに入り、
朝7時起床。

こんな感じの生活を続けて、3週間くらい経つ。

これまでにないほど、連日で寝付けがいい。

なぜなのか?思い当たる節があるとしたら、たぶん、二度寝をやめたから。


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いま考えてみれば、僕は小さい頃から「睡眠」に対する執着が強い。

(まぁ睡眠欲は「人の3大欲求」のひとつだし、当然といえば当然かもだけど。)

一度目を覚ましても、そこからもう一度寝るのが好きで、アラームは何度もかけてダラダラ起きるスタイルだった。

親から布団を取り上げられないと起きれなかったし、社会人になっても寝坊で遅刻した経験が周りに比べて結構ある。

しかし、僕の場合、二度寝をするだけで、夜の睡眠に響く。

科学的な根拠はないし、医者に言われたわけでもないけど、たぶん僕の体は、「朝に眠気を残して起きないと眠くならない」そんな作りになっている。


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朝、目が冷めたら、いくら眠くても勇気を持って布団から出る。

「朝、早く起きる」より、「夜、眠れない」ことの方が辛い。

その考えもあって、朝思い切って布団から出れるようになったのかもしれない。

とりあえず、いまの生活リズムが一日でも長くキープできることを願う。

もし、寝付けの悪さに苦しんでいる人は「二度寝禁止」、騙されたと思って試してみては。

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