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どうしても父に言いたいことがある

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30歳年上の父にどうしても言いたいことがありました。ずっと心の中に抑え込もうとしていましたが、今しかないと思って綴ってみることにしました。
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11歳の私と41歳の父

11歳の私と41歳の父

私にとって最初の一人旅の記憶は11歳の時。祖父と祖母に会いに、新幹線といくつかの電車を乗り継いで自分一人だけの旅をした。前々から一人旅を計画してたのではなく、祖父と祖母に会いたいという気持ちだけで行動に移した。母は最後まで少しだけ反対をしていた。電車の乗り継ぎに失敗したらどうしようと不安に思っていたらしい。父は特に何の言葉も発しなかった。強いて言うなら、不安そうに旅行の準備をする私を見つめる母をな

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9歳の私と39歳の父

9歳の私と39歳の父

私にとって最初の恋の記憶は9歳の時。小学2年の時から同じクラスだった男の子。水泳が得意で、いつも日焼けしてて、目が二重で、とにかくモテてた。同じクラスのみんなが彼を好きだったし、私も連鎖するように好きになった。たまたま帰る方向が一緒だったこともあり、放課後はいつも彼と一緒にいた。神様は信じてなかったし、サンタクロースはいないって知ってたけど、帰り道が同じという事実に対して、彼と一緒に帰るたびにあり

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7歳の私と37歳の父

7歳の私と37歳の父

私にとって小学生最初の記憶は7歳の時。片道30分かけて歩いた小学校までの道はとても楽しくて、歩いた距離の長さよりも一緒に通った友達との会話の濃さの方が思い出された。坂道がいっぱいあって、3番目の坂道が一番急で、その坂道を上る時にみんなのテンションが一番上がるのを感じてた。

4番目の坂道を越えた所に、地元でも有名な豪邸があった。誰が住んでるかはわからなかったけど、その豪邸の庭にいる犬のことは知って

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5歳の私と35歳の父

5歳の私と35歳の父

私にとって最初の記憶は5歳の時。家には庭があってそこにが小さなプールが置かれていた。私はそのプールが大好きで、夏は弟と一緒にプール遊びをするのが大好きな行事だった。母は私と弟を見ながらスイカを食べている。母の着ているエプロンは、母が作った特製のエプロンで、赤い花が特徴的で私はそのエプロンを着ている母が一番好きだった。

この場面に、父はいない。仕事だ。お昼だし、そりゃそうだ。

5歳の私にとって、

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