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ウブドの招きネコとは(撮りたくなる風景が多すぎて)? バリ島インドネシア(後編)「路地裏ニャン方見聞録リターンズ」#3

さて、バリ島ウブド編も最終回?
ウブドではネコにあまり会うことがなく、人や風景が多くなっていて、見て欲しい写真はそっちの方が多いという衝撃の事実が発覚。
さてどうしたものかと思いつつ、まずはタイトルの内容を完結させようと、重い腰をヨッコイショウイチと、心で叫びながらがんばって上げているのだ。

前にも書いた通り、私の撮影スタイルは「ひたすら歩く」こと。歩くのは結構平気ですとか、好きですという人が同行すると、大体途中で疲れて切ってしまうのだ。同じ場所を行ったり来たりするのが原因で心が折れてしまうんだろうなあ。写真撮影教室で同行する場合も、最初の30分くらい一緒に歩きながらレクチャーをして、そこからは自由行動。小さな島に行くことが多いので、お互い撮影しながらぶらぶらして、途中ですれ違うときにまたレクチャーという感じでやっているのだ。興味がある方がいらっしゃいましたら、ご連絡ください。うんうん、自然な感じで宣伝できたのだ。

すでに悪い癖が始まっているぞ。導入から話しが進んでいない。
そんなときは写真を見てもらうのが一番なのだ。

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何日もずっと歩き続けて撮影をしているので、足が疲れ切ってしまうのだ。足だけが疲れるだけじゃなく、機材も背中に背負っているので、肩と首も凝りまくるのだ。職業病というのかなあ。

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実は、バリ島はマッサージが盛んで、バリニーズマッサージというマッサージ店が至る所にあるのだ。ところで、バリのマッサージでやってみたいものが一つあって、それは「シロダーラ」である。どんなマッサージかというと、仰向けに寝て、目の周りに粘土みたいなもので土手というか、ダムを作り、そこに油のようなあったかいものを流し込むというもの。目のマッサージというか、あっためて気持ちいいんだろうなあ。いつかやってみたいなあ。でも今回は、足がパンパンなので、足のマッサージ一択である。

気ままに歩きながら写真を撮りつつ、どこのお店がいいかなあと、料金やお店の雰囲気をチェックしながら歩き続ける私。夕方に差し掛かってきて、もうそろそろ決めないと食事もあるからなあと、目の前にあったマッサージ店に目をやると、マッサージ店のお姉さんたちの足元にネコがいるではないか。そうそう、説明してなかったけど、バリ島のマッサージ店のマッサージ師さんたちは、お店の中ではなく、お店の外(入り口のところに座って、前を行き交う観光客たちに声をかけてお客さんをお店に呼び込むのだ。

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そのネコがこの子。顔つきは日本のネコとやはりちがいがありますね。東南アジア、中近東のネコたちの顔は、耳が大きくて切れ長な顔をしているネコが多いかなあという印象。体型は日本の飼いネコのように肥満ということはなく、必要な分を必要な量だけ食べるという感じで、精悍な体型が多いかと思うのだ。筋肉質という感じがわかりやすいかなあ。
このネコを見つけて、マッサージ師のお姉さんたちに挨拶をして、写真を撮っていいか確認を取ったら、あとは撮影するのみである。

いつものことだけど、海外で外国人がネコの撮影をするので、現地の人たちは興味津々でこちらを見つめる。私が真剣に撮影をしているので、ギャラリーのみなさんはネコの撮影を引いてくれたりと、協力をしてくれるのだ。
これもまた旅のコミュニケーションの楽しさである。

写真を撮った後に、お姉さんたちも撮影したいとお願いして、1枚パチリと撮らせてもらったのだ。

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それがこの写真。いきなりのことで戸惑いをみせつつも、みんなでネコを見つめてくれたお気に入りの写真なのだ。
そして、このまま私はこの招きネコ引き寄せられ、このお店で足マッサージをしてもらったのだった。約1時間、ふくらはぎから足裏マッサージで超回復をしてもらい、これでまたネコの撮影がんばるぞ、ありがとうお姉さんとフワフワで宙に浮かんでいるように再びウブドの町に繰り出したのだった。

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お気に入りのスポーツサンダルTevaに履き替えていると、またまた招きネコがあらわれて、ガネーシャの石像(顔が象の神様)に挨拶をした瞬間をうまく撮影できたのだ。

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ちゃんとポーズをとってくれた。

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プルメリアの花を耳飾りに。絵になるのだ。

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ウブドには、モンキーフォレストという、猿がいる人気観光地があるので、とりあえず向かうことに。バリでは、頭に荷物を載せる人が多い。重いのかと思ったけど、実はそれほど重くないらしい。上手くバランスとるなあとみていたら、頭の上にタオルのようなものを捻って輪を作って、そこに荷物を載せていた。なるほど。

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猿たちがいろいろな場所にいるので、モンキーフォレストに近づいているとわかるのだ。

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モンキーフォレストは入場料かかるけど、付近では無料で猿を楽しむことができる。自由すぎるのだ。

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※ここはまだモンキーフォレストの中ではありません。モンキーフォレストに入る際の注意点は、ネックレスやイヤリング、サングラスなどを猿が狙うので、外して置いた方がよいということ。食べ物を持ち歩いているとそれも奪われてしまうとのこと。実際に食べ物を奪われている人は見かけた。

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寺院は立ち入り禁止。猿は出入り自由。

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ガジュマルの巨木がモンキーフォレスト内にはたくさん生えている。

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絵になるわあ。

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何の葉っぱだろう?

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写真が撮りたくなる風景がたくさん。

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偶然同じ方をずっと一緒に歩いていた女の子。

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街のいろんなところで見かけるカラフルなこれ。なんだろうと思っていたら、後日、ペニダ島に行っている際にわかったのだ。これはガソリンスタンド。ジョウゴ使って入れる。

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祈りの場。

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おみやげ屋さん巡りも楽しい。でも値切り交渉が疲れる。

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神様へのお供物(チャナン)バナナの皮で作ったカゴに、花やお菓子、食べ物などが入っている。南国の良さといえばこれ。のんびり。

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暑いからこんな感じ。いいなあ。

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神様へのお供物(チャナン)バナナの皮で作ったカゴに、花やお菓子、食べ物などが入っている。

というわけで、「路地裏ニャン方見聞録リターンズ」の記念すべき最初のエッセイがついに完結! ご声援ありがとうございます!

久しぶりのエッセイってやはりむずかしいなあ。以前の文体やテンポが全然出てこない。それに加えて、表現力が落ちまくっているのだ。そんなこともあり、特にフォトエッセイを書くというお仕事の依頼があるわけではないけど、いつまたフォトエッセイの依頼が来るかわからないので、そのチャンスを掴むために練習あるのみなのだ。

これからもお付き合いのほどよろしくお願いします。


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ブライダルカメラマン&猫写真家のモリケンこと森永健一。 ネコ写真集「あきらめニャければうまくいく」(電波社)より発売中!エキサイトニュース、えんウチ、しらべぇにも取りあげられました。 東京カメラ部写真展4回入選。 ネコフォトエッセイも連載していました。