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コツというよりは話のタネである

あなたは数字、得意でしょうか。私は正直、あまり得意だとは言えません。桁区切りのコンマも読めるようになったのは割と最近です。以前、「数に強くなる本」というのも読みましたが、大人として数字コンプレックスを少しでも解消したいと思い、今回紹介する「数字のコツ」を手に取ってみました。

コツの部分は第一章

個人的な見解を申し上げると、タイトルにもある「コツ」の部分は全部で四つある章のうち、第一章に集約されているなと感じました。では残りの三つの章は何の話かと言うと、コツというよりは数字に関する会話のタネになるような知識のお話かなというところです。ただ、だからと言って期待外れなわけではなく、世の中の数字の法則などについて楽しく学べる内容となっていました。

桁区切りの数字、読めますか

冒頭にも書いた通り、私は桁区切りの数字が読めるようになったのは割と最近です。おそらく多くの人が、コンマ一つで1千、二つで100万、ぐらいまでは認識できているのではないでしょうか。まぁ私も基本的にはそこまでなんですが、単純に千倍していくことを考えれば三つで10億、四つで1兆という計算はすぐに立ちます。本書では数字を一見してなんとなくでも読めるようになるために第一章で桁区切りの話が出てきました。次いで、数字に強くなるポイントとして数字を自分事としてとらえることが必要だと。経営者であれば自分の会社の数字が自分事になりますが、そうでない多くの人はまず家計の数字から自分事にしていくことが近道だと説いています。何事においてもそうかもしれませんが、自分事として考えられているものに対しては人は強いですよね。関心のないものに対しては疎いのは当たり前です。

数字のパターンを知る

残り三つの章では、3という数字をキーにする、会社の数字は5のつながり、知っておきたいビジネス数字の法則、と続きます。上記の通り、この辺りはコツというより知識がメインです。知っていれば、自分が普段見えていない部分の数字に気づけたり、日々の仕事の効率化を図れたりするような知識についてのお話です。ビジネスパーソンとして、知っておいて損はないでしょう。


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