見出し画像

ルールの意図を知る

今まで当たり前だと思って、説明していた物事の進め方を、
他者から指摘された時に初めて見つめ直すことがあります。

〇〇はしちゃダメ。とか
このタイミングで△△をしましょう。とか
自分が誰かに物事のルールを説明する立場なら、既存のものを修正をする前にその制限やルールの意図を理解しましょうという話です。

そもそも私はルールに対して、
「守るもの」というイメージが強かった気がします。
学校でのルールを守れないと先生から怒られる。
怒られると悲しいから、怒られないように守る
この思考で、ルールというものを捉えていました。

ただ、それだとルールを守ることはできるものの、
ルールを見直したり、新しいものを創ったりすることができないのです。

ルールによって守られているリスクを理解して、抑える

なぜ、ルールの意図を理解する必要があるのか

それは、自分の行きたい場所に行き着くためです。

自分の行きたい方向に最短で進もうとする時に、その道にルールが存在して、それを守らないと前進できない時があります。
そのルールをただの制限だと捉えてしまうと、邪魔だからと安易に
「なくしちゃえ」と判断してしまいます。

そのルールによって自分が実は守られていたのに。

元々あったルールで自分が守られていたのに、それを無くしたことで、
過去に傷ついた人と同じ苦しみを味わうのは時間がもったいない。
だからこそ、まずは自分の周りにある既存のルールによって自分が何から守られているかの意図を理解する。

そのルールが作られた歴史を知り、
自分がルールを創る時に抑えるべきリスクを把握しておく必要があるのです。

鬼ごっこのルールにも実は守られてきた

鬼ごっこにも公式のルールがあるようで、そこに記載されているルールに私たちは守られていたことに気づけます。

❶オニを1人決める。
❷子の逃げられる範囲を決め、オニは子を追いかける。
❸オニにタッチされたら、子がオニになりオニは子になる。
❹制限時間が過ぎた時にオニの子が負け。

オニごっこ-日本スポーツ協会

②がないと、オニは終わりです。
範囲を定めるルールがないと、学校の教室で開始したものの、みんな家に帰ったり、隣町まで電車に行ったりされたらタッチするどころか発見すらできません。

もしかすると、この②④のルールがないオニごっこをして、永遠とオニであることから抜け出せなくなった人もいるかもしれません。
オニが永遠にオニになってしまわないようにルールが存在することを理解して、
それをみんなが守ることに意味があるのです。


ルールとリスクを理解して、変化を生み出す

自分が実現したい未来には、まだルールがない領域もあると思います。
それに既に存在しているルールでは、前に進むことが難しいこともあります。

既存のものだけに頼っていては、
いつまで経っても誰かから守られている状況です。
守られているだけでは、自分の行きたい場所に最短で行けません。

今のルールを理解して、より良くするために変化を生み出す。
そして、自分が何かに傷ついたとしても、同じ問題で誰かが苦しまないように未来を創っていきます。


おまけ

秋になったし、大人になったし革ジャンが欲しいけど、
お店で色々と探すのは疲れちゃう。
かと言って、ネットで自分に合った物を見定めるのは難しいしで、重い腰が上がらない。

こうして毎年、気づいたら革ジャンを着るシーズンが終わって、
ちゃんとしたコートとかじゃないとまともに外を出歩けない季節になっちゃう。

理想は、洋服オタクの友達に「お前に似合うような服見つけたで!」とかって教えてもらって、気に入れば買う。みたいな流れができたらいいなって思うけど、
洋服を買いに行かないから友達はできないし、そもそも友達がそんな簡単にできない。

ウジウジ言ってても仕方ないから、今年はお店に行って、
革ジャンを見定めている時に、知らない人と同じタイミングで同じ革ジャンに触れて、そこから意気投合して、友達になる挑戦をしてみようかなと思います。

それでは、

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?