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完成品から逆算して工程を組み立てる

私たちは仕事をするとき、常に理想とする作品の完成を目指して行動しています。
農家であれば、りんごなどの農作物を作ることを目指し、エンジニアはアプリを作ろうとします。

その作りたいものを作ろうとする時には、一つ一つの工程を積み重ねて完成まで進むことになります。

その工程をスタートである0からの目線で組み立てるのではなく、
第一に完成品をイメージするところから進めましょうという話です。

無駄と漏れを防ぐ

理想状態をできる限り具体的にイメージができると、
具体的に必要な部品が分かってきます。その部品を作成する工程だけに注力すれば、無駄もなくシンプルなものを作ることができます。

完成から逆算をせずに、スタートからできることだけを進めていると、
当初の目的から逸れたり、注力すべき工程がわからず、作業を進める計画が組み立てにくくなってしまうのです。

それは即ちスケジュールのコントロールが難しいことも意味します。

小2のパチンコ台はひどかった

私は図工が特に苦手でした。
今でも小2の頃に作ったパチンコ台のダサさを覚えています。

あのパチンコ台の失敗要因はまさに、完成品の設計図と設計計画が組み立てられていないことでした。

なんとなくの理想はあったのです。
左側の発射台を除いて、台の釘やペイントは左右対称のデザインをイメージしていました。

ただ、いざ作業を進めていると、目の前の釘打ちや色塗り、輪ゴムの設置に夢中になって、左右のバランスなどなにも気にしなくなってしまったのです。
それで、無我夢中で手を動かした結果、遠目にパチンコ台を見た時に私はショックを受けていました。

作り直すにも、その授業の終わりには先生に納品しないといけない。

先生も思ったことでしょう。
森君、完成品から工程をイメージできていないな。と

複数のものを作らなければならなくなる

完成品をイメージして、無駄なく作業を進める手段は、
今後、複数のものを同時に動かす時に必要になっていきます。

複数人で同時に作業を進めることが増えると、
各工程でのミスを生まないようにして、スケジュールのコントロールもしなければいけません。

そのためには、工程ごとの順序もですが、完成までの流れを、
よりシンプルにするよう追求し続けることが求められます。

シンプルこそ至高なのです。

それでは、

おまけ

今週を締めくくる今日という日もリアルかつ嫌な夢にうなされて目覚めることとなりました。

夢の中の舞台は今の自分のおうちです。
その日も今週の現実のように小雨が降り、日中でも少し薄暗いほど雲がおおっていました。

私の部屋は1階にあり、人が外で喋っていると声が聞こえることはあります。

その日も声が聞こえました。
最初は気にしていなかったのですが、
なんとなく声が近い気がしたので窓の外を見てみると、

私の部屋の外にあるバルコニーと隣の敷地を仕切るブロック塀のすぐ後ろに3人のおじさんが立っていたのです。

3人とも工事関係の服装で少々くたびれた様子で、私の部屋を覗きこんでいるようでした。

カーテンの隙間から見ていた私は声を漏らさぬよう我慢をしつつ
外の様子を伺いました。

今思えば、その時に警察を呼ぶなり
外にでて、威嚇するなりしておけばよかったかなと思っています。
夢の話ですが。

警戒心を解いたのか、
おっさんトリオの内、ボサボサした銀髪を伸ばしたおっさん1人が
ブロック塀を乗り越えて私のバルコニーの空間に侵入してきたのです。

おまけに侵入するや否や、
わざわざバルコニーの中で立ちションを始めたのを見た私が
恐怖のあまり息をのむ瞬間に夢は途切れました。

現実に戻った私は外を見つめ
夢と同じく雨が降る朝に気分が少し落ちてスタートしました。

夢を見ないほど熟睡できるよう努力をしようと思います。

またね。

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