なぜ、私が子ども向け「7つの習慣J®︎」をはじめたのか?

今から2年半前の2021年3月から、オンラインで全国の小中学生へ向けて「 7つの習慣J®︎」の授業を開始しました。当時はコロナ禍の真っ最中でした。

その1年前の2020年4月まで、私は所属する会社の学習塾事業の責任者も兼任していました。
学習塾の塾長として、中学生や小学生と日々接するなかで、私のなかに疑問が浮かんできました。

それは、「成績の良い子と悪い子の差はなんなんだろう?」ということ。

我々の学習塾は、東日本大震災で被災した方々が集団移転でできた街にありました。当時の生徒たちも皆、小さい頃に被災をして片親の子も多くいました。

そうした同じ状況のなかでも、成績の良い子と悪い子がいる。どうしてなのか?
私は授業を担当することはなかったですが、子どもたちと話をすることで、コミュニケーションをとるようにしていました。
そして、気がついたのです。

「明確な目的・目標」があるかないか。

成績の良い子たちは、将来「学校の先生になりたい!」「将来〇〇の仕事に就きたい!」など将来の夢があり、勉強をする目的がしっかりしています。その目的を達成するために、〇〇高校に入りたい。その高校に合格するためには、中間テストで何点取らないといけないと、目標をしっかり設定しているのです。
だから、成績が良くなる。

逆に、成績の悪い子は皆、明確な目的も目標もない。
「先生、なんで勉強しなきゃいけないの〜?」「お母さんに塾に行けって言われてイヤイヤ着てるんです。」
そんな状況では成績も良くなるハズがありません。

「こんな簡単な問題解けないの悔しいです!」

そんななか、受験をあと1ヶ月後に控えた中3の女子が、担当の先生に個別で補修を受けている時にホワイトボードの前で泣いている姿を見かけました。

「こんな簡単な問題解けないの悔しいです!」

どうやら、連立方程式を一緒に解いているようでした。
みなさんもご存知のように、数学はひとつ躓くとその先の問題に大きく影響を与えます。この生徒も、中1の問題が解けず連立方程式が解けないという状況でした。
この子は、中3になってから塾に通うようになり、冬休み前にようやく行きたい高校が決まった子です。
その姿をみて、私は彼女がもっと早い段階から行きたい高校、将来なりたい姿がしっかりとしていれば、このような状況にはなっていなかったのではないかと考えました。

そこで、私はそのような子たちに、「明確な目的や目標を設定することの大切さを教えてあげたい。」そう思うようになりました。

では、どのようにそれを子どもたちに教えれば良いのか。色々調べました。

オンラインで「7つの習慣J®︎」をはじめてみませんか?

その頃はコロナ禍による、学校の休校や学習塾にまで休校要請がくるという異常事態。その後の緊急事態宣言発出により、高校の休校が長引き、会社の本業である高校の進路サポート事業が休業状態で学習塾事業にまで影響が出始めた時期でした。
なにか新しいことを始めなければ、会社が持たない。そんななか、ネットで目にした
オンラインで「7つの習慣J®︎」をはじめてみませんか?
これを見て、私は「これだ!」と思いました。

『7つの習慣』

私が仙台で出会って衝撃を受けた書籍。これを子ども向けにアレンジしたのが「7つの習慣J®︎」だと知りました。しかも、全国の私立中学や高校では授業でこれをやっているということも知りました。
これをオンラインでやれば、ひとりでも多くの子たちに目的・目標を明確にすることが必要だということを伝えられる。そして、『7つの習慣』を基に主体的な子になれる。そう思い、全国でも早い段階でこの事業に飛び込みました。

そして、社内にヘキサ「7つの習慣J®︎」オンライン教室を立ち上げ、全国に先駆けてオンラインで「7つの習慣J®︎」の授業をはじめました。

他人に決められて生きていくのではなく、「自分の人生を自分で切り拓く力」を身につけてほしい。

子どもたちには、「7つの習慣J®︎」を通してこのようになってもらいたいと思っています。
そして、ひとりでも多くの子に「7つの習慣J®︎」を届けて行きます。

  • 第1の習慣 「自分が選択する」

  • 第2の習慣 「終わりを考えてから始める」

  • 第3の習慣 「一番大切なことを優先する」

  • 第4の習慣 「Win-Winを考える」

  • 第5の習慣 「まず相手を理解してから次に理解される」

  • 第6の習慣 「相乗効果を発揮する」

  • 第7の習慣 「自分を磨く」


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