『AIとブロックチェーン、VRが融合──2024年は「技術的収束」が【実社会の】可能性の限界を拡張する』~【web3&AI-テックビジネスのアイディアのタネ】2024.1.1
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■AIとブロックチェーン、VRが融合──2024年は「技術的収束」が可能性の限界を拡張する
明けましておめでとうございます。2024年が始まりました!
今年もよろしくお願いします!
看板画像は「水墨画風の、日本の登り龍の絵を描いて。」と生成AIさんに作ってもらいました。和風の絵も上手になってきたようです。
2024年元日は各メディアとも未来予測の記事がたくさん出ます。今回はCoindeskの「技術的収束」を取り上げたいと思います。
バーチャルワールドでの「技術的収束」?
上記のCoindeskの記事では、「技術的収束」をVRを中心としてAIとブロックチェーンが融合していく流れと捉えて書かれています。
2022年3月14日に発売されたWIRED Vol.44「Web3所有と信頼のゆくえ」特集と同じ方向性です。つまり「仮想空間に別のデジタル国家が作られ、仮想通貨や独自の法律=スマートコントラクト、デジタル所有権としてのNFTやデジタル組織としてのDAOなど、デジタル国家として必要なものが整備される」という考え方です。
このデジタル国家をビジュアル的に表現したものがVRメタバースですし、概念的にデジタル空間でつながっている状態もメタバースと定義されます。
このような考え方は、メタバース側から見ると必要性に満ちていて合理的に感じます。しかし人間の実需側から見ると、物理国家を超越したグローバルなデジタル国家が必要とされている世界はディストピアに見え、個人的にはあまり腹落ちしません。
戦争や紛争は確かに絶えませんし、国家政府が信用できない国や地域も世界には多々あるのは間違いありません。平和な日本でも、いじめや孤立などで現実世界から安全に逃避すべき状況にある人がいることも間違いありません。
しかし、逃避先やユートピアとしてデジタル国家が新たに作られたとしても、住人が人間である限り、紛争やいじめがデジタル国家の中でも繰り返されるのではないか、制度が不備な状態だと弱肉強食がより強化されるのではないかと思うのです。
つまり、「技術的収束」を、VRを中心としてAIとブロックチェーンが融合していく流れだと捉えるのは納得しがたいと感じるのです。
「技術的収束」は実社会との接続のために
弊社BLOCKSMITH&Co.の代表、真田哲弥が、4Gamerさんのインタビュー記事内で寄せたコメント、
や、
と著した通り、2024年およびこれから未来にAI、ブロックチェーン、果てはメタバースやVR技術が向かう方向性だと考えています。
普通の人が、普通の生活の中でブロックチェーンやAIに自然と触れるようになる未来を思い描きます。デジタル国家のネイティブ住人やVRメタバースの住人が既存の国家の枠組みを凌駕するほどに台頭する世界ではなく、先進テクノロジーが実社会で使われる世界をイメージします。
2024年は「バーチャルからリアルに」
歳月が過ぎるということは、テクノロジーの進化が進むということです。去年より今年、今年より来年、1年後より10年後のほうがテクノロジーが進んでいます。
特に昨年2023年はAIで生活や仕事が大きく変わる予感を強く感じる年でした。
2024年はこの予感が実感に変わる年になるんじゃないかと思います。AIが実用性を持って多くの人の目に触れるようになるでしょうし、2024年後半ごろには殊更にAIだAIだということもなくなるほどアタリマエになっているかもしれません。
AIだけでなく、ブロックチェーンや仮想通貨、VRやARなども、より身近で実用的になるだろうと思います。
しかし、これらの先進テクノロジーは実社会でより使われるようになると思うのです。「バーチャルからリアルに」技術的収束が進むのが2024年の私の予測です。
「先進テクノロジーで生活がより豊かになる」ことがモットーですから、1年また1年経つごとに技術の進化が進み、未来が明るくなるとよいなと思います。2024年も良い年でありますように!
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