見出し画像

『IVS2022 NAHAは今日が最終日。講演と屋台村な2日目レポート』~【新しいWeb3ビジネスのアイディアのタネ】・Web3ニュース2022.7.8

■IVS2日目レポート

今日は3日目最終日です。相変わらずややこしい書き方してますが今回は昨日2日目のレポートです。

初日はウェルカムパーティーとその後のアフターイベントという顔合わせ大会の日でしたが、2日目の昨日は本格的にセミナー・講演・ワークショップ・展示というイベントらしい日でした。

セミナー満載なのは3日目の今日も同じなのですが、2日目は夜にIVS主催で屋台村を借り切っての酒宴が用意され、さらに屋台村がお開きになった後に有志が独自開催するサイドイベントと呼ばれるものが深夜遅くまで開かれるという、朝から晩までずっとIVS交流会で埋め尽くされるというのが2日目独特のものでした。


■Web2中心のなはーと会場

なはーとのブース展示会場

IVSはWeb3のイベントなのですが、Web2側の展示もたくさん用意されています。那覇文化芸術劇場なはーとを借り切って1階に多数構えられているブースの多くがWeb2的サービスたちでした。

初日にブースのいくつかの人たちと先にお話をしましたが、今展開しているサービスはWeb2ながら、Web3に興味を持っている事業者が多数で移行期だなぁと感じました。

例えば運用型テレビCMとして最近よく見かけるテレシーさんとは、ログ分析や計測可能であることの重要性はWeb3でも変わらないという話を伺い、そしてNFTなどが今はテレビCMには考査を通らない問題があるがいずれWeb3がマスアダプションする時テレビCMをするようになるという話を伺いました。

確かにWeb3プロジェクトがテレビCMされる時代こそ普及期です。その時代を見据えて今からテレシーをWeb3民に売り込んでいるのはさすがです。
直接Web3に入るだけがWeb3の関わり方ではなく、全体としてWeb3に向かっているなぁと感じました。


■Web3中心のホテルコレクティブ会場

対してIVS Cryptoと題されたホテルコレクティブ会場はWeb3中心です。
海外から招待されたWeb3プロジェクトメンバーの講演も多く、講演を聴いている人たちも外国人が多くいました。

ゲームギルドとAxie Infintyについての講演

「Latest Developments in GameFi & Guilds~GameFi&Guildの最新動向について」という講演ででAxie Infintyについて話していたものでした。全編英語で一部しか理解できていないと思いますがとても為になりました。

一般にはAxie Infintyはすでに失敗した落胤が押されているプロジェクトと見なされていますが、

・Axie Infintyがキャラクターゲームとして一定のファンを持ち、別のゲーム性を追加したり別のゲームに派生したりする可能性がある。
・キャラクターがいるというのが強い。
・その時に重要なのがゲームギルド。ゲームユーザーが中心にプロジェクトが動く。
・数か月内に何かしらの動きを発表できる、かもよ。

と、再起に向けた動きがあること、Earn文脈からゲームファン中心・ギルド中心のバランスにする必要性などを説いていました。(たぶん。)

特にキャラクターが重要な役割を持つというのは今後のto Earn系サービスでも参考になりそうです。キャラクターが立っていれば初期のゲーム性が飽きられてきた時も別のゲーム性をキャラクター中心に追加したり移行することもできます。これはドラクエからトルネコがスピンオフしたりカードゲーム化したりするような、従来のゲームでもよく見られる手法です。


■NFTブースにNFTガチャガチャ

NFTアートは実物展示するとカッコイイ

ホテルコレクティブ会場にはNFTブースもありました。結構広い部屋で交流の場にもなっています。

NFTアートが壁面周囲にたくさん飾られていて、モニターで見るのとはまた違う「良さ」が感じられます。

NFTをフィジカルなガチャガチャで!

この部屋の一角に、ずいぶん高さのあるガチャガチャマシンが置かれていました。1階100円で回すとカプセルが出てきて、中にQRコードを印刷した紙が入っています。

そのQRコードを読み込ませるとNFTがもらえます。
全部で5種類あり、フィジカルなガチャガチャなので当然ランダムです。

3回回したんですが1回は100円玉が飲まれただけで出てこないことがあり、結局2種類のNFTをゲット。
見ている前で他の人も飲まれていました。周囲の人に話すと「ガス代だけ取られたんだね」と。ナイス。

こんなのが出た。

このNFTガチャガチャはSUSHI TOP Marketingさんが設置したものです。QRコードだけでなくNFC(非接触ICチップ)による名刺交換や音声透かしでの配布などNFTを配ることに力を入れています。

SUSHI TOPのCOOになった、メルマガでおなじみ「のぶめい」さんにこのガチャガチャの前でお会いすることができました。夜のサイドイベントでもご一緒できて、普段文章を通じてみていた人に会う不思議を体験。リアルイベントいいですね。


■BLOCKSMITH&Co.真田社長講演

Web2会場らしくクリプトの話題は少なめで

なはーと会場ではIVSで1回目のBLOCKSMITH&Co.を4月1日に創業したKlab会長の真田さんの講演がありました。BLOCKSMITH&Co.は自分が社長として創業する5社目なのだそうです。

テーマは「起業における挑戦と失敗について語る&スタートアップメンタリング」。

Web2多めのなはーと会場の客層に合わせてクリプトの話題は少なめでしたが、前日に発表した新プロジェクトについても折に触れ話題に織り込みます。

↑これがBLOCKSMITH&Co.で開発中の新プロジェクト「Quizo.ooo」。
いわゆるGameFi、ブロックチェーンゲームです。

STEPNが歩いて稼ぐMove to Earnなら、Quizo.oooは学んで稼ぐLearn to Earn。頭脳版STEPNです。

詳細はいずれご紹介しますが、このプロジェクトを私モリプトがやっておりまして、ここから先ガチでWeb3にドップリです。

1.サスティナブル。持続可能な経済設計
2.適法。NFTやトークンを安全に
3.初めて暗号資産に触れるきっかけに。

この3点を掲げて現在鋭意開発中です。

今日3日目に真田さんの講演があと2回ありますが、そちらでは「Quizo.ooo」のもう少し詳しい話が出てくるんじゃないかと思います。


■夜の屋台村

屋台村はIVS参加者貸し切りで大賑わい

日中の講演会ラッシュを終えると18時半からは屋台村がオープン。
IVSが飲み屋街を2か所借り切って、参加者が飲みの場で交流することができるようにしています。

もともと裏路地感を演出しているので狭いところにお店がたくさん立ち並んでいるのですが、そこに数百人のIVS参加者が押し寄せるので大混雑。
少し早めに着いたので座席が確保できましたが、遅れてきた人はなかなか座れなかったようです。

飲みの場でも盛り上げ上手な真田さん

偶然会えた深夜のサイドイベントに行く人たちと一緒に卓を囲みます。そこに講演を終えた真田さんを呼ぶべく声をかけましたが、こんな人が密集したところに真田さんのような有名人を呼ぼうとすると1m移動するごとに誰かに話しかけられ足が止まっちゃうと(笑)

結局2時間かかって閉店間際に合流できました。そしてガっと卓のメンバーを盛り上げて、1杯だけ飲んで次の会場に移動していきました。嵐のような人です。


■深夜のサイドイベント

写真を撮りそこないましたが、Twitterで募集していたサイドイベントに応募して運よく当選したのでそちらにお邪魔を。
Web3純度高めな人を厳選しているため、ここでの会話はかなり濃度高めでした。

IVSのためにシンガポールから来た技術者の話はそれはもう濃い。こんな話は日常では絶対聞けないのでとても良い体験でした。


■3日目最終日

そして本日いよいよ最終日です。今日はホテルコレクティブ会場のIVS Cryptoを中心に情報収集します。

しかし毎日2万歩ペースで歩き続けているのでさすがに体がしんどくなってきました。朝から晩まで予定を入れすぎでした。今日は宿でいくつかのMTGをこなして外出時間を少し減らします。

とはいえまた新しく出会える方が増えることを楽しみに、最終日も有意義に過ごします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?