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『2023年、noteに書いた365本の記事をランキング&AI要約で振り返る』~【web3&AI-テックビジネスのアイディアのタネ】2023.12.31


■2023年大晦日、noteに書いた記事をランキングで振り返る

本日は2023年12月31日大晦日。多くの皆さまに支えられて、無事1年を終えることができました。本当にありがとうございました。

Web3やAIなど先進技術について注目して、毎日アウトプットする中で自分のインプットにするということを続けてきました。

早稲田大学の入山章栄先生がいう「情報収集=インプットは誤解、アウトプットの機会の中でインプットする方がいい」を実践しているわけですが、本当に良いやり方だなと思います。

さて、今日は1年の区切りの日ということで、今年365本書いた記事の中から、スキの多い順で振り返ってみたいと思います。

ついでにChatGPTに要約させてみます。サクッと要約から改めて興味を持たれた記事があれば是非本文をお読みください。


1位:『大学生の2人に1人が新SNS「BeReal」を利用! 利用率はTikTokと拮抗?』

この記事は、新しいSNS「BeReal」が大学生の間で流行っていることを報じたものです。BeRealは、ランダムに届く指令に従って自分の写真を撮って送るという仕組みで、Instagramの「盛る空虚感」に対するアンチテーゼとして生まれました。記事では、RECCOOというリサーチサービスが行った現役大学生150名のアンケート結果を紹介し、BeRealの利用率が49%とTikTokとほぼ同じであることを明らかにしています。

筆者は、BeRealの流行は一時的なものではなく、Z世代の価値観の変化を反映していると主張しています。筆者は、自身の高校生と中学生の息子たちの例を挙げて、Instagramの「映える」ことに興味がなく、TikTokを共通の話題の供給源として利用していることを説明しています。

筆者は、BeRealは「映える」ことで「バズる」という承認欲求自体が薄い「Natural born Real」という世代に受け入れられていると考えています。筆者は、Z世代の価値観は世代論で括るべきではないとしながらも、新しい価値観の震源地はやはり若年世代であると述べています。筆者は、Z世代マーケティングは、直接的なセールスを狙うというよりも、若い世代から生まれる新しい価値観やトレンド、ブームを理解することから始めることが重要であると結論づけています。


2位:『小学5年生、生成AIを活用したボタン会話アプリを開発。ChatGPTを「使えるコミュニケーションアプリ」に!』

この記事は、小学5年生が開発したボタン会話アプリ「Be Free」を紹介したものです。Be Freeは、ChatGPTという生成AIを利用して、相手の声に対する回答の候補をボタンとして表示するという仕組みです。場面緘黙症の当事者である開発者の上田氏は、自分の言いたいことをパッと言葉にしてくれそうなChatGPTの存在を知って、すぐにアプリ化を思い立ったそうです。記事では、アプリの開発過程や仕組み、利用シーンなどを詳しく説明しています。

筆者は、Be Freeのアプリは、場面緘黙症の方の会話支援だけでなく、外国語や異文化コミュニケーションでの会話支援にも応用できると主張しています。筆者は、ChatGPTに短い選択肢を挙げさせる方が、よい選択肢を挙げてもらいやすく、ChatGPTの処理構造にも適していると考えています。

筆者は、Be Freeのように、訊かれたことへのアンサーをボタンで選択肢にしてくれたら、外国でのコミュニケーションはとても気が楽でスムーズになると述べています。筆者は、Be Freeのビジネス化の可能性や、未踏ジュニアというプログラムの紹介もしています。筆者は、夏休みの自由研究がビジネスにつながったら面白いと締めくくっています。


3位:『ChatGPTがついに「見る」「聞く」「話す」を習得。世界中のモノの品質が上がる革命』

この記事は、OpenAIがChatGPTでの音声・画像認識機能提供を発表したことを報じたものです。ChatGPTは、画像を送ってその中身を見てもらったり、合成音声と会話したり、音声からテキスト、テキストから音声への変換もできるようになりました。記事では、この機能がどのように動作するか、どのようなメリットや応用があるか、どのような課題があるかなどを詳しく説明しています。

筆者は、ChatGPTの音声・画像認識機能は、コールセンター業務の自動化や工場の品質管理など、さまざまな分野に革命をもたらすと主張しています。筆者は、ChatGPTが「見る」「聞く」「話す」を習得したことで、ユーザーがより自然にAIとコミュニケーションできるようになると考えています。

筆者は、ChatGPTのデータ収集や情報漏洩の問題にも触れながら、ChatGPTの可能性や限界を探るべきだと述べています。筆者は、ChatGPTが「世界中のモノの品質を上げる」という効果を期待しています。


4位:『日本企業の72%が「生成AIの利用禁止」という衝撃。中小企業に生成AIが浸透するかがカギ』

この記事は、日本企業の72%が生成AIの利用を禁止しているという調査結果について、その原因や問題点、改善策を考察したものです。記事の概要は、生成AIは人口減少や人手不足に対応するために必要な技術だが、日本では経営層の関心が低く、導入に消極的であるということです。

生成AIの利用を禁止する理由は、データ侵害や知的財産のリスクなどがあるが、実際には無関心や無知が大きな要因であるということです。日本では中小企業が社数ベースで99.7%を占めるが、中小企業で生成AIが導入しやすくなるためには、国のルール作りや教育、啓発が必要であるということです。生成AIは、メールの返信文面案や宣伝文句のキャッチコピー案など、日常的で簡単な業務から導入できるものであるということです。

筆者は、生成AIは日本の経済や社会にとって大きなチャンスであり、活用すれば競争力や生産性を高めることができると主張しています。生成AIを恐れたり規制したりするのではなく、積極的に学んだり実践したりすることが重要であるということです。生成AIを触ってみるセミナーなどに参加して、生成AIの便利さや楽しさを体感することが、中小企業のIT化やDXの入り口になると考えています。


5位:『パルコが全て生成AIで制作した広告公開。クリエイティブディレクターのAI化が待つ未来』

この記事は、パルコが画像生成AIを用いて制作した初の広告「HAPPY HOLIDAYSキャンペーン」について述べています。パルコは、人物や背景などのグラフィックをはじめ、ムービーやナレーション、音楽まで、全てを生成AI技術を用いてプロンプトから作り、実際に撮影されたかのようなリアリティとアート性を追求した、驚きとモード感のある新しい表現のファッション広告に仕上げました1。ビジュアル要素はもちろん、ナレーションや音楽という音要素も含めて生成AIで作成されたとされています。

筆者は、生成AIが作ったことがニュースバリューになっている現在、「AIで作りました」表現の公正さが問われるようになると主張しています。「全て生成AIで」はどこまで人間が関与していいのか、どこまで加工したらAI製とは言えなくなるのかなど、議論の余地があると述べています。

また、クリエイティブディレクターの役割をAIが取って代われるかどうかが次の課題であると指摘しています。最終的には、クリエイティブディレクターのAI化とクリエイターのAI化がセットになった時、生成AIは完成すると結論づけています。


6位~10位もAI関連が多かった

Top5を振り返ってみましたが、AIに関する記事が上位を占めました。6位以下10位までは以下の通りでした。

6位:『ChatGPTに夏休みの読書感想文を出力させるプロンプトが無料公開された意義を考える』

7位:『音楽生成AI「Suno AI」プロの音楽家も「これはヤバい」と驚愕!音楽業界以外にも影響大!』

8位:『「建設会社の社長がChatGPTに間取りを描いてもらった」アウトプットAIの充実がAI普及を本格化する』

9位:『オールドフィルムカメラがデジタルカメラとして蘇る「I’m Back Film」が登場』

10位:『Twitterと比較しても意味がない!Threadsが音楽を扱うことの狙いと、その先に何を目指しているのかを推測』

Web3の勉強のために始めたnoteですが、世間的にはAI関連記事のほうが自分事として影響の実感が持ちやすかったのだろうと思います。Web3界隈の課題もまさしく生活実感がないことにあると感じており、想像通りの裏付けがスキ数でも現れました。


AI要約はブレるけれど便利、2024年はもっと活用!

無料で使えるBing Chatを使って自分の書いた記事を要約させてみました。

最初は単純に「"URL"について400文字以内に要約してください。」と指示していましたが、要約が明らかに間違っていたり、生成させるたびに文体が変わってしまったりと、非常に不安定でした。

何度かプロンプトの書き方を変えましたが、あまり複雑な指示をしてもブレは抑えられず、最終的に以下のプロンプトに統一しました。

"noteのURL" について、箇条書きを用いず、前半400文字で記事の概要を、後半400文字で筆者の主張を中心に要約してください。

簡単な1行のプロンプトで、これが一番ブレが少なかったのですが、それでも毎回文体や書式が変わってしまいました。今回掲載した要約も、言い回しや雰囲気がそれぞれ少し違っています。

イメージ通りの要約を出力したスレッドの中で、続けて次の記事の要約をさせるとうまく行くことが多いのですが、何度か繰り返すと正常に動作しなくなるのも課題だと感じました。

それでも、人力で要約文を書くより圧倒的に早いですね。

来年2024年はnote記事書きや情報収集などにAIをもっと活用してみたいと思います。皆さま、良いお年を!

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