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『マスターカードNFT購入に対応。両替地獄・送金地獄がなくなれば普及は加速!』~【新しいWeb3ビジネスのアイディアのタネ】・Web3ニュース2022.6.18

今日は『マスターカードNFT購入に対応。両替地獄・送金地獄がなくなれば普及は加速!』に注目!

・29億人のマスターカード利用者、カードで直接NFTの購入をすることが可能に
・買うだけでなく二次流通の売上も法定通貨で入金された経験
・「to Earn」もカード対応が普及のカギ


おつかれさまです。モリプトタツヤです。

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現時点でカード利用者は、NFTに入札し、購入するためにも、まずは仮想通貨を買う必要がある。しかし、今回の提携により、何十億ものカード利用者が仮想通貨を購入して、それをNFTマーケットプレイスへと移すというプロセスを行わずに済むようになる。

↑NFTアートの購入やSTEPNのような「to Earn」サービスを始めるにあたって最初の関門が暗号資産を入手することです。

やったことがある人ならわかりますが、暗号資産取引所に口座開設~銀行から日本円入金~暗号資産取引所でイーサリアム購入~MetaMaskウォレットアプリをセットアップ~MetaMaskにイーサリアムを送金~OpenSeaにMetaMaskを接続~OpenSeaでNFTを買う、という一連の流れの難解さ、面倒くささ、要する時間、送金ミスのリスクなどなど、かなり高いリテラシーレベルが要求されます

加えてガス代が安いからとPolygonネットワークのNFTを買おうとしたらさらに大変。MetaMaskのPolygonチェーンを切り替えるのも難解、MATICという暗号資産は6月21日にやっとビットバンクで国内購入可能になるものの、それ以前だとバイナンスなど海外の暗号資産取引所に口座開設して入手する必要があり、とても私の両親がPolygonなNFTを買えるようになるとは思えません

この両替地獄、送金地獄をなくさないとNFTやto Earnアプリは一部の好事家にしか普及しないと思います。

マスターカードはこの問題に積極果敢にアプローチ。ここまで例示してきたNFTの購入に関してNFTマーケットプレイスと提携することで「クレジットカード決済」での購入を可能にしています。

メジャーなイーサリアムやMATICなどならマスターカードが仲介することで買えるようになるのはもちろん、出品したNFTがイーサ建てで売れた場合に「返金」というかたちで法定通貨に変換してくれるだろうことも想定されます。

近いことはAdam by GMOでも実現されています。
NFTの購入が日本円建てでクレジットカード決済できることはもちろん、二次流通でNFTが売れた場合にクレジットカードの返金というかたちで売上が振り込まれるという経験を私もしています。

イーサリアム建てで決済されたものをクレジットカードを通じて法定通貨として入金してくれる方が便利だという方は一般に多いと思います。もちろんイーサでガチホしたい人も多いですが。

もしこの仕組みがSTEPNに導入されていたらどうでしょうか。

STEPNを始めるにあたって最初にNFTシューズを購入する時もクレジットカード決済。
歩いて稼いだGSTを利確するときもクレジットカードを経由して銀行口座に振り込み。

これなら始められる、という人は今の100倍多くなると思います。

もちろんGSTのような草コインまでクレジットカード会社がフォローするのは難しいかもしれませんのでUSDCやSOLに交換した後に出金する必要があるなど実現にあたっての落としどころを探る必要はあるのかもしれません。

でもNFTの購入や返金にクレジットカードが対応できるようになってきた今、「to Earn」サービスにシンプルでわかりやすい決済方法を導入するケースは増えてくるんじゃないかと思います。

ゲーム性を持った「to Earn」サービスが暗号資産、ブロックチェーン、NFTを一般普及させるのに最も影響力を持つだろうと予想していますので、クレジットカード対応とかけ合わせればさらに加速度的に一般普及するのではないかと期待しています。


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