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放送大学の第1学期でちゃんと単位取れてました

選科履修生になって前期が終わり、取っていた3科目全てで無事最高評点のⒶが取れていました。
取っていたのは以下の科目です。

  • 初歩からの数学

  • 演習初歩からの数学

  • 自然科学はじめの一歩

目的は先のnoteに書いたとおりソフトウェアエンジニアとしての学び直しで、まずは数学コンプレックスをなくしたい、その先に学位授与機構での情報工学の学位取得があればモチベーションも続きそう、というものです。
会社員やりながら、子育てしながら、その他諸々の活動をしながら授業を受けるのがどんな感じなのか気になる人もいるかもしれないので、自分の体験と感想をインターネットに放流させておきます。

入学まで

思い立ったのは昨年11月くらいだったと記憶していて、思い立ったが吉日ということで入学申し込みをしました。
この時点では4月からめちゃくちゃいろんなイベントがあることをまるで想定していませんでした。

入学後

週に1回ずつ授業があるので、そのペースでインターネットで授業のアーカイブを見ていきます。
私は子どもがひとりいるので、勉強できるのは寝かしつけに成功したあと自分が寝るまでのおおよそ30分〜2時間くらいのものです。土日であれば子どもが昼寝している時間も勉強時間に充てられないこともない、くらい。
イメージとしては初歩からの数学の授業を見るので1日、演習初歩からの数学で授業の範囲を倒すので1〜3日(数学苦手だったので演習で苦労していた)、自然科学はじめの一歩の授業を見るので1日、という感じで週5日勉強に充てられればちゃんと消化して次に進める感じでした。

日々の生活に訪れるイレギュラーイベント

と言う感じで日々勉強しなければならないのですが、毎日そんなに平穏に暮らせるわけでもなく、やることはめちゃくちゃ訪れます。

まずはバンド。私はバンド活動をしておりそれに一定の時間を割いています。1学期中も2回ライブをやっており、その日は当然勉強できませんし、楽器を練習したりスタジオに入って練習したりするのに一定時間を割く必要があります。

とはいえバンドのライブがあるのは想定内。
次のイレギュラーイベントが引っ越し。1学期中に東京から福岡への引っ越しをしたのでこれでまた勉強時間が取れなくなりました。
荷造りしながら授業を受けることとなり、かなり大変でした。

さらに次のイレギュラーイベントが任用。会社で5月からエンジニアリングマネージャーに任用されまして、これによって福岡から東京への出張が発生したり、業務準備のために関連書籍を読み漁るなどする必要があり勉強時間が減り、さらに業務でも今まで使ってこなかった脳みそを使うことで充実感があるとはいえ疲労はあり、勉強時間が訪れるころには「しんどい〜」という気持ちになることが増えました。

また、初歩からの数学という授業タイトルではありますが、三角関数・極限・微分・積分あたりの範囲に入ってきたころには数学挫折組の私としては「ほんとにこんなの当時やったっけ…?」という気持ちでいっぱいになり、後半になるにつれ演習を終わらせるのにも今まで以上に時間がかかるようになり、6月7月あたりは毎日ひいひい言いながら数学の問題を解く羽目になりました。

単位認定

とはいえせっかくお金払って授業取ったので、なんとか気合いでやりきろうと取り組んだ結果、無事に全科目最高評点で単位取得することができました。
前回の大学生活ではフルで単位取得したことも最高評点を取ったこともなくなんなら留年まで経験しているので、やればできるじゃない自分という気持ちで自己肯定感が爆上がりしています。

数学コンプレックスについても一定解消された感覚があり、当然ここでやった範囲は初歩の初歩だという認識はあるのですがそれでも一定高校数学の範囲を復習でき「こうやっていけば数学はできるようになるんだな」という感覚を得られたことは大収穫だったと思っています。

これから

後期も授業を受けていこうと思っているのですが、ちょっと3科目は今の自分の状況を踏まえると取りすぎだったなという感覚があり、さらに第2子の出産予定もあるため、1科目だけにとどめておこうかなと思っています。
「計算の科学と手引き」を取ろうかなと思っており、コンピュータサイエンスの知識が新卒のころに取った応用情報のまま止まっているので復習しつつ基礎を固めていこうかなと。

今後とも生活の状況と照らし合わせながら放送大学を中心に単位を取得していって、もし続きそうだったら学位取得まで行けたらいいな、くらいのゆったり感で今後は行こうと思っています。

では、私は今「学生の夏休み」という甘美な響きを再び味わっているところですので、何卒よろしくお願いします。

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