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インド人と数字#2(数字も変わる)


前回の通り、9がインドでは縁起の良い、
完全数なのですが、逆に縁起の悪い数は
あるのでしょうか。
日本だと、死に通じる、ということで、
4は縁起がよくない、
欧米だと、同じように13は、、
とありますが、インドではこれといって
縁起の悪い数はなさそうです。

ただ、結婚式などのご祝儀は、
やはり2で割れない方がいい、とか、
ピッタリの数はあまり良くない、など
あるようで、11 とか、21、51
といった数が好まれます。
11000ルピー、21000ルピーとか。
ただ、まあ、概して気にするほどの強さ
というか、絶対にこれじゃなきゃ、
というほどでもないようです。

インドの数字は覚えるのも大変ですが、
慣れるまで読むのも大変でして。。
アラビア数字とは違った数字を持っていて、
都会ならアラビア数字で事足りますが、
田舎は地方の言語の数字があるからです。

インド北部のヒンディー語が強いエリアは
こんな感じ。

南部もいろいろですが、例えばタミル語は
こんな感じ。

そう、これでは数字もなかなか読めないですね。
私はデリー 近辺で生活していましたから、
たまにヒンディー語の数字だと、
1なんだか9なんだかわかりゃしないと。。

最後に、インド人が書く数字。
一番上の数字の列を読んでみましょう。
そう、いつもこんな感じ。
これが読めれば合格です!(何に?)

正解は 10.83.151.54 です。
インド人が書く 4と5 って、
いつもこんな感じなんですよね。
特に 4 ! ヒンディー語の数字に
似ているわけでもないし、、
なぜなんでしょうねぇ。。

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