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インド人と娯楽#4(クリケット)

インド人に人気のあるスポーツ、
それは、ずばり!「クリケット」です。

クリケット場。雰囲気が分かりますか?



ピッチャーがボールを投げ、
バッターが打つ、ところから、なんとなく
野球のようでもありますが、
一体どのようなスポーツでしょう??

細かいルールはこちらに譲りまして、
面白いところを野球との比較で何点か。
・ファールがないので360度どこに打ってもよい。
後ろに打つと効果的。
・ピッチャーはウイケットを倒しに来るので、
バッターは倒されないように守っている、
と見ると、なるほどと思う時が多い。
・バッターと走者がペアなので、
奇数の点を取るとまた同じバッター、
偶数だとバッターと走者が入れ替わる
・いわゆるバットにかすったファールチップでも
アウトになるので、直球でファールチップを狙う
・ピッチャーは、普通ワンバウンドで投げる
(スピンをかけると大きく曲がるから)
・バットに当たって、いわゆる凡打だと、
走らなくてもよい。得点は入らないが、
アウトにもならない。

元々は11人全員がアウトになるまで
攻撃をやるので、違いの最後を見て頂くと、
アウトにさえならなければよい、と思えば、
バットにコツンと当てるだけで、
延々と攻撃が続きます。
実際に、クリケットは何日もかけて試合を
やるものでして、現在でも国際試合で
2dayマッチとかそんな試合もあります。。

しかし、さすがにそれじゃつまらない、、
試合が長すぎる、、ということで、
短縮ルールが導入され、
それで一気に面白さを増しました。

代表的なのが T20 という120球制や、
ワンデイマッチの 300球制 です。
アウトにならなくても、球数が上限になったら
攻撃終了、という試合システム。
これなら T20では2時間ぐらい、
ワンデイマッチでは5~6時間ぐらいで終わります。

あまり見ないとよくわからないでしょうが、、
インドでは、スポーツと言えば、「クリケット!」
でして、それこそ、土日は
街中のどこでも、草クリケットが、
大の大人から子どもまで、楽しんでおります。

子ども用のプラスチックのクリケットセット。

日本語でも、特に政治のニュースで、
「登板」「続投」「降板」「敵失」などなど、
野球用語が良く使われますが、
インドでも会話をしていると、
重要なものという意味で「ウイケット」とか、
短縮する、ギュッと縮めるで「T20」、
後は目標とか限界という意味で「バウンダリ―」
などなど、クリケット用語が登場したりします。

ということで、長くなりましたので、
クリケット回も次回に続きます。。

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