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インド人とジェスチャー

インド人と話しているときに、知っておいた方がよい
ジェスチャーを紹介しましょう。

一番大事なのが、相槌とか「yes」ですが、
日本人だと当然、うんうん、と、
頷く、首を縦にゆっくり振るのですが、
インドだと、、首をどちらか片方に、
真横に倒して元に戻します。
人に、または場合によって、ゆっくり1回だったり、
チョイチョイと2回だったりします。
日本人が見ると、首をかしげて、
疑問なのかな、というふうにも見えますが、
これがyesです。
別に、yes というだけではなく、
人の話をそうですね、と聞く時にも、
頷くのと同じように、首を横にして戻してます。
店に入って店員に会った時に、
挨拶代わりに使ったりもします。
yesというか、悪い感情はないですよ、
と表している感じでしょうか。

日本人の出張者が、現地での打合せに参加して、
よく、「みんな首を横に倒してるので、
何かと思った」とか、
「あの首振りは何?」と聞かれましたので、
やはり見慣れないのでしょうね。
私は逆にすっかり移ってしまって、
日本でもやってたりしますが。。

続いて、今度は逆で、
「何か違うよ」という時ですが、
これは、手で表現しますが、
「野球のピッチャーがボール交換して」という時と
ほぼ同じようにします。
手を開いた状態で、全部の指を少しだけ曲げて、
くるくると手全体を時計回りに回す感じ。
さらに手首まで回して、変化球でも投げるのか、
という感じになると、
「違う違う」とやや強めに。
ただ、これは、違う、と言っているだけで、
別に怒ってはいません。

お次は、「ふざけるな」とか、「怒ってるぜ」
というやや危険なサインですが、
これは、「フレミングの右手」といえば
良いのでしょうか、
右手の親指、人差し指、中指を伸ばして、
親指は上、人差し指は前、中指は
根本から曲げて真横に、
90度ずつ別の方向にして
(まさに、中学校理科の電磁力ですね、
右手ですけど)
それをビシッと出すか、
そのポーズで肘からひねって
くるくる回すかします。
よく、現地の社長が部下に怒ってる時に
出してたり、ドライバーが相手の運転に
危ねえ、って時に出してたりしましたね。
これが出てる時は、相手は本気で
怒っているので気をつけましょう。

次は、感情というか、相手に何かを伝えたい
訳ではないのですが、よく見るポーズ。
耳の穴に(両方のことが多いですが、片側の時も)
人差し指か、親指を入れて、
上下に細かく、やや激しく動かします。
頭がモヤモヤしたり、気圧の変化とかで
耳がくもるとき、などにクリーンにするために
するそうです。
うーん、ちょっと効果はよくわかりませんが、
時々見ますね。

最後に、日本人がやる、人差し指と親指で
輪を作って、ok、だったり、
お金、だったりするポーズ。
これはまったく通じません。。
人差し指でのバツもまったく通じません。
そもそもの、○とか× は資料で使っても、
「このサークルと、エックスは何?」なので。。

インド人のジェスチャーも
これで大丈夫ですね。

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