天才たちが実践してきた5つのライフハック(抜粋)
『一日ごとに差が開く、天才たちのライフハック』という、約100人の圧倒的な成功を収めた天才たちが実践してきたライフハック本を読了しました。
この本は各分野の天才たちが実践してきた習慣と簡潔なエピソードが記載されています。
その中で是非取り組みたいと思ったエピソードの共通項について、5つ紹介していきたいと思います。文末には今日から私がやる、と決めた習慣について、記載しています。
1.自分の時間を何に使うのか常に考える
多くの天才は時間を最も重要視しています。
テスラの創業者イーロンマスクは5分単位でスケジュール管理し、アメリカ合衆国の憲法草稿者、ベンジャミン・フランクリンは朝に目標を立て、夜に一日の振り返りをして時間を大事に扱っています。
他にも時間を大切にする覚悟を持つために、80歳まで生きると仮定して、残りの寿命を自宅PCでカウントダウンするという凡人がやったら精神が病むのでは?と思うエピソードも紹介されています。
習慣化する:休日だらけてしまうことが多いので、だらけないように、前日に明日のタイムスケジュールを決めておく。
2.最も重要なことに集中する
イギリスの推理小説家として有名なアガサ・クリスティーは、殺人の場面から小説を記載していきます。これは、推理小説の核心である殺人シーンから考え、その前後のストーリーを構築した方が小説に興味を引かせることができるためです。
別のエピソードとして、日常における選択を最小にし、重要な選択のみに集中するため、毎日同じ服を着る、と言ったものもあります。(この話はスティーブジョブズやマークザッカーバーグも実践しているので有名ですね。)
習慣化する:仕事において、業務着手前に優先順位を策定した後に高い順に行う。
3.何より楽しむ
何事においても最も成果を発揮できるのは「楽しんでいる時」です。
ペニシリンという抗生物質を発見したプレミングは細菌観察が大好きであり、apple製品のデザインの最高責任者であるジョナサン・アイブはつまらない単純作業を音楽を聞くことで楽しんでいます。
何事も楽しむことで新たな発見や生産性の向上が見込めます。孔子も「知る人は好む人に勝てない。好む人は楽しむ人に勝てない」という名言を残しています。
学び:どうすれば常に楽しめるかを考え、実践していく(難しいことを達成した姿を思い描くなど)
4.仕組みを簡略化する
アマゾンの創業者のジェフ・ベゾスは顧客のクレームを早急に対処するため、重要なメールに”?”をつけ、担当者に送付することで、数時間以内に問題解決のロードマップを策定する仕組み化しています。仕組みを簡略化することで、対応するスピードを上げたることができます。
この仕組みの簡略化は仕事だけに留まらず、例えば、週2日以上運動する習慣をつけたい人がスケジュール帳に1週間に○2つ以上付けるといった、簡単な仕組みに落とし込むことができます。
学び:仕事も趣味もまずやりたいことを達成できるようにシンプルな仕組みを作る(週2冊本を読むために、読み切った日のスケジュール帳にマルをつける)
5.常に学び高める
当たり前かもしれませんが、天才と呼ばれる人は学びを継続し続けています。
マイクロソフトCEOのサティア・ナデラは毎朝15分オンライン講座を受講し、ビルゲイツも常に読書しており、ナポレオンも戦場へ向かう馬車で本をひたすら読んでいたというエピソードもあります。
他にも16カ国語を操るロンブ・カトーや理論を実践に落とし込んだブルース・リーなども毎日少しずつでも学び続けており、だからこそ凡人になし得ない偉業を達成しております。
学び:今の自分に満足せず、本から学び、実践していくことで、自己実現していく
ここでご紹介したエピソードはほんの一部です。
まだまだ面白いエピソード(カンニングしていたバラクオバマの演説など)も紹介されていますので、気になった人は是非本書を手にとってみてください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?