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#21 「打てば響く」人間にチャンスが巡ってくる『社会人1年目の働き方』

こんにちは、森本千賀子です。本日も『後悔しない社会人1年目の働き方』より、新社会人の心得から、必ず成果・成長に結びつく働き方、効力がある働き方、勝つためのルールなどをお伝えしてまいります!

■「リアクション」を大きく、スピーディに

あなたの知識や体験談を、誰かに話したとしましょう。次のうち、どちらのリアクションが返ってくると、うれしいと感じますか。

①「はぁ、そうなんですか」
②「へぇー!おもしろいですね!」「なるほど、すごいですね!」

――やっぱり、②ですよね。

あなたの上司や先輩も、同じことを感じています。教えたことに対してしっかりリアクションが返ってくるとうれしい。もっと教えてあげたい、鍛えてあげたい、と思うはずです。

私も営業マネジャーとして、何人もの新人と同行してきました。商談を終えて帰る途中、「あそこで森本さんが言っていた○○って何ですか?」「あの場面で○○の話を出したのは、どんな意味があったんですか?」などと次々質問してくる新人には、成長の可能性を感じたものです。かつ実際に早く成長を遂げました。

もちろん、その場限りのリアクションだけではいけません。教えてもらったことは、すぐに実行に移す。「打てば響く人間」になること、いわゆる「素直さ」が大切です。自分は「打てば響く人間」であることを、態度や姿勢で見せていきましょう。

すると、「こいつはこれからどんどん成長しそうだな。今度のプロジェクトに参加させれば、さらに伸びるだろうし、新鮮なアイデアを出してくれるかもしれない」などと、チャンスが巡ってきます。「成長しそう」と感じられる人とは一緒にいて楽しく、張り合いがあるもの。「一緒に働きたい」と思ってもらえるのです。

これから入社を控え社会人一年目として希望に燃えている、もしくはどんなふうに頑張っていけばいいか不安に思っている人、新人としてこの一年を過ごしたもののまだまだ力不足を感じている人。そんな若手ビジネスマンに向けて「後悔しない社会人1年目の働き方」についてお伝えしています。

また、社会人1年目の方だけでなく、若手ビジネスマンの育成、指導をされている 上司・先輩世代の方にもヒントになればと思っております。

『後悔しない社会人1年目の働き方』
仕事場でのルール、「社会」のオキテ、気配りの作法、モチベーションの保ち方、挫折した時の復活の仕方などについて、自身の経験や後輩指導の経験はもとより、企業トップ・人事担当の視点も持つ森本千賀子ならではの考え方・アイデアを伝授します。

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