ゆうだい | ダイバーシティ推進と学びのnote

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最近の記事

Who I amをさぐる旅vol.3 〜親と、先生と、知性と、特権〜

「Who I amをさぐる旅」、vol.3は僕の小学生時代について書こうと思います。 前の記事でも書きましたが、僕が幼少期過ごした地域はそこまで人口が多くない田舎町でした。そのため、小学校は全校生徒100名以下、各学年人クラスの小さな学校に通っていました。 (そして、これは大人になってから知ったのですが、)視覚障害のある僕の小学校進学に関して、母親が県の教育委員会や行政の担当者、学校の先生などと相談し、最終的に特別支援学校(盲学校)ではなくいわゆる地域の小学校に通うことに

    • Who I amをさぐる旅vol.2 〜「武士とはなにか」の教えと個人の中にある葛藤〜

      「Who I amをさぐる旅」、vol.2は僕の生まれ育った土地についての第2弾です。 前回は地域性についての内容だったので、今回はよりそのルーツとなる福島県の歴史について書こうと思います。 僕はこれまで、福島県の歴史について、小中学生時代の授業や教科書で見聞きした情報としか捉えたことがありませんでした。 それこそテストや受験の一問一答に正解するために暗記するものとしてしか触れたことがなく、それぞれの時代がどんな社会的、経済的、文化的状況だったのか、そこに生きる人々はど

      • Who I amをさぐる旅vol.1 〜生まれ育った土地の「穏やかさ」〜

        「Who I amをさぐる旅」、vol.1は僕の生まれ育った土地について書こうと思います。 僕は日本国籍で、出身は福島県、人口数千人の山と田んぼに囲まれた小さな田舎町で幼少期を過ごしました。 最寄りの電車の駅までは車で30分、近くにスーパーはなく、コンビニは数キロ先にある、そんな場所です。 少し調べてみると、(もちろん諸説あったり地域差はありますが)、 福島県民の県民性には、「情に厚い」、「郷土愛に溢れた」、「閉鎖的」などがあるようです。 (↑これは少なからず、幕末の会

        • Who I amをさぐる旅

          初めてnoteを書きます。 noteはずっと書きたいなって思ってたのですが、自分でハードルをあげてしまい、なかなか書くには至りませんでした。 でも書きたいこと(言葉として自分の外に出したいこと)が見つかったのでこれからはゆる〜く書いていこうと思います。 僕は20代の社会人で、企業の人事部に所属し、採用活動や障害者雇用推進に携わっています。 あと、ダイバーシティ(多様性)、インクルージョン(包括性)、エクイティ(公平性)(以下英語の頭文字をとってDEIと書きます。)の領

        Who I amをさぐる旅vol.3 〜親と、先生と、知性と、特権〜