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Who I amをさぐる旅

初めてnoteを書きます。

noteはずっと書きたいなって思ってたのですが、自分でハードルをあげてしまい、なかなか書くには至りませんでした。

でも書きたいこと(言葉として自分の外に出したいこと)が見つかったのでこれからはゆる〜く書いていこうと思います。

僕は20代の社会人で、企業の人事部に所属し、採用活動や障害者雇用推進に携わっています。

あと、ダイバーシティ(多様性)、インクルージョン(包括性)、エクイティ(公平性)(以下英語の頭文字をとってDEIと書きます。)の領域にすごく関心があって、社内でこのテーマについて学び合える社員コミュニティを運営しています。

という、真面目な感じで自分を表現していますが、チーズケーキやガトーショコラが大好きで甘いものをセーブできなかったり、早起きが苦手だったり、自分をよく見せたいがためにわからないことを素直に質問できなかったり、かっこつけちゃったりもする、そんな側面ももちろんあります。

先日関心のある海外の文化を踏まえたソーシャルワークの研修に参加した時に、「支援者自身が自分のルーツ(Who I am)に目を向ける」という内容に触れました。

(これはあくまで僕の解釈なのですが)DEIの領域で、障害のある方やセクシュアルマイノリティの当事者、女性、外国籍のある方などといった、マイノリティ性のある人の直面している困難を解消するためには、その一人ひとりが日々どんなマイクロアグレッション(特定の属性を理由に貶める日々のちょっとしたメッセージ)やスティグマ(劣っている存在という落胤)といった抑圧を受けているのかを知る必要があって、そこに気づくには、僕自身がこれまでどんな環境で生きてきたのか、どんなメッセージを周囲から受け取ってきたのか、それをどう感じて、自分の常識が形作られているのか、どんな抑圧を受けてきたのか(受けずに済んできたのか)に向き合うことが大事なんだなと。

そのために、僕はまず、自分史を時間をかけて少しずつ書いてみようと思いました。

これはきっと、いわゆる学生時代の就活でやるような、縦軸と横軸で人生の波を書いて、いつが楽しくて、いつが大変で、その共通点はなにか、結果自分にはこんな好きなことがあるんだ・・・、というのとはちょっと違う気がしています。(これはこれで僕な苦手です、笑)

僕がこの二十数年間の出来事の中で、もちろん僕自身が個人として努力してきたことや成果を出せたことはあるんだけど、その結果にはどんな環境要因が背景にあったのかもそうだし、僕自身がこれまで受け取ってきたメッセージが、どう現在の自分の中に残っているのか、自分を形作っているのか、そんなことを、じっくりと、今の僕にできる範囲で、してみようかなと思いました。

自分史を書いてどうなるの?どんな結果が得られるの?目的は?成果は?そんなノイズが自分の頭の中で流れることもあるんだけど、シンプルに今言葉として外に出してみたいなと思ったので、ゆるゆるとやってみます。笑

過去の、「そのときの僕」というケースを俯瞰してみた時に、「君は今呪いにかかったんだよ」、とか、「こんなふうにしたらもう少し気持ちが楽になるよ」とか、一人当事者研究+自分にもっと優しくなれる機会にもなったらいいな。

サッカー部のこと、バスケ部のこと、大学の障害学生支援室のこと、視覚障害のこと、現職のこと、etc…

いろいろ書きたいことがあって楽しみ。ゆる〜くやってみます。^^