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マーケティングの本

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2020年9月の記事一覧

グロースのためにデザインとデータを束ねることは長い道のりだけど楽しい仕事。ープロダクトデザインのステップ【基礎編】ー

こんにちは。SEVENDEXの中村です。 最近お仕事で、スプレッドシートとFigmaを見ている回数がとても多くなりました。 デザイン考えたり、KPI考えたり、ワイヤー書いたり、グラフ作ったり、戦略考えたり、スキルマップ作ったり、コンテンツ企画したり、いろんな領域のいろんな粒度の仕事を行ったり来たり。 とくにデザインとマーケティング、特にグロースの分野の掛け合わせが割合として増えています。 デザインとデータ分析を一緒にやると、それぞれが両方に効いてくる。 そして両方とも

ノーコードスタートアップ大全(157社)を公開します -前編-

本記事は全文無料でお読みいただけます。157社の概要をまとめたデータベース(Airtable)へアクセスする場合は有料となります。 プログラミングができなくてもWebサイトやアプリが作れる「ノーコード(ローコード)」が日本でも注目を集めています。最近では日本経済新聞やNewsPicksでも紹介されたり、「Notion」をはじめとしたプロダクトが話題に上がるケースも増えている気がします。 ©︎Google(日本における「nocode」の検索推移 過去5年間) 海外ではカオ

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UIUX デザイナーと仕事をする際にプロダクトマネージャーとして持っておきたい 8 つのマインドセット

2020 年に入り、メルカリ US ではプロジェクトの担当 PDM を検討する際に「UIUX に大きな変更が入るならこの人」「関係者マネジメントが重要ならあの人」「テクニカルな知識が要求されるならこの人」といった具合に、プロダクトマネージャーそれぞれの特性・得意分野を考慮したうえで決定する傾向が以前にも増して強くなりました。 その結果、自分(フリッツ と申します、こんにちは)の場合は UIUX 改善を中心としたプロジェクトが相当に増え、並行して 3-4 名の UIUX デザ

TikTok前身musicallyの初期グロース戦略およびコミュニティの作り方

ByteDanceは2017年に米国のmusical.lyを買収し、これをTikTokに改名した。このTikTokの前身とも言えるmusical.lyの創業者にして、現在ByteDanceでプロダクトのトップを務めるAlex Zhuさんが2016年に4つのインタビューで語った内容から、プロダクトについての思想やグロースの方法について見ていきたい。 B2BからB2CへQ. あなたは上海に戻る前に米国でSAPに勤めていて、エンタープライズ(企業)向けソフトウェアに携わっていたと

変わらないファッションは消費者との約束(私たちはユニクロと内緒の約束をしている)

ツモリチサトやネネットなど10-15年ほど前に流行ったブランドが終了するというニュースが、最近多い。 一方で、この期間で力を大きく伸ばしたのはユニクロ。 2015年に「ユニクロでよくない?」の雑誌記事が出てからから、早5年。 もはや「ユニクロがいい」という立ち位置、おしゃれブランドの位置づけになっている。 ユニクロが大きく力を伸ばした理由にはいくつか答えがあるだろうが、 ブランドと消費者との暗黙の約束に話を絞って考えてみたい。 答えだけを先にいうと、提供する商品を変えて