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戦略の本

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2020年4月の記事一覧

非同期型社会と再生可能性

イノベーションはいずこへ? あっという間に、人間が生きる環境が一変し、あらゆるものが機能不全になってしまった。 もちろん、この機能不全によって生じた、今日明日の生活がままならない人や企業に対する補償は急務であることに間違いない。 だが、一方、今日明日の生活や事業推進という意味ではそこまで壊滅的でない人たちだっている。 そうした人たちにとっては1番の課題は補償を得ることではないだろう。この環境での自分たちの生活や事業の持続性を確保するために、どのような抜本的な変革を行うかと

「アジェンダを一人歩きさせる」非同期な打合せのしかた

すっかりリモートワークの毎日になって、連日ZoomとHangoutで打合せを重ねていると、対面・同期・対話型のこれまでの打合せがどれだけ「楽をしていたか」を思い知らされる。山ほどの非言語情報を知覚し、手描きの図なんかを見せながら、複数人が食い気味のリズムで議論を行き交わせる……。 それでも今週はけっこううまくいっているのだ。 月曜のヒアリング。先週木曜に送っておいたGoogleDocs版のアジェンダ(質問リスト)に対して、ヒアリング相手のマネージャーさんが、金曜日の段階で

オンラインとオフラインの壁がぼやけてきた

宮城県のうちの店舗の近くでも感染が確認されコロナウイルスの感染拡大が対岸の火事ではなくなりました。仙台市ではいまだに感染者が増え続けています。(当たり前だけど) 明日は我が身のハズが、人は「自分の番」が来ないと自分ごとで考えることが出来ません。 以前も書きましたが飲食店(実店舗があるものは全て)はこのウイルスの拡大を抑えたい一方で、お店を利用してもらわないといけないという葛藤と闘っていて、折衷案としてテイクアウトやデリバリーに移行していっている段階です。 うちは仙台ではい

note6周年に、伝えたいお話

noteもいよいよ6周年、去年は成長と躍進の年でしたが…今年は試練の年にもなりそうです。 2020年、みなさんにお願いしたいことこの激動の中、私たちがすべきことは、とてもシンプルです。「noteによる世界の支援方法」を、できるかぎり多く見つけてください。そして、どんどんチームに共有してください。 今は厳しい時代ですが、ポジティヴな環境要因もあります。 それはなぜか? 現環境においては、「ネットをよくすること」「コロナとの戦い」「サービスの成長」は、限りなく重なり合ってい