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day7 hungary 世界は分けても分からない
今日のサムネイルはハンガリーの建築です。曲線が美しい。
<今日のハイライト>
・周辺国から後輩3人召喚
・ブダペストのコリドー街に繰り出すも結局食べるのはピザ
・オシャレなバーかと思いきや魔窟
・never I have everゲームにヨーロッパを感じる
突如として現れる謎のX
鉄道と川の共存する街
魔窟のような飲みテーマパーク
***
4カ国目、ブダペストに着きました。
あと長距離移動は一回。そろそろ終わりが見えてきて、寂しい気持ちが高まってきています。
***
さて、今回の旅に出る前思っていたのは、「旅の本質は移動ではないのか?」ということ。
そう、これまでの旅はやっぱり移動こそ旅だったんですよね、感覚的に。
テキトーに本読んで、寝て、隣の人と喋ること数時間。
あっという間に、全く違う顔を見せてくれる街や都市、国に着いている。
やっとの思いで自分をネットに繋げると、沢山のLINEやSNSの通知が届けば、この長かった移動の間にも、やっぱり世界は動いているんだなとホッとする。
そんな感覚が、僕にとっての旅の醍醐味だったはずで。
ただ今回は、airsimという最強のSIMカードを手に入れてしまいました。
世界中の割とどこでも電波を拾ってきてくれて、事前にアクティベートの手続きをしておけば、その国に入ったらすぐネットに繋がる、という代物。
もうこれで、バスでも電車でも、どこでもオンラインになってしまうのです。
もう陸路の移動では感じられないのです、あの感覚は。
そして、これからこのSIMカードを投げ捨てたって、もう戻ってこない。
僕たちは、ネット通じて、常にオンラインの世界に身を置けるようになって、あまりにも「違い」を感じられなくなっています。
それがボーダレスという概念であり、確実に世界を豊かにしていることは確かです。
だから、もうこうやって旅だから、海外だからといって世界を「分けても」、別に多くのものは見えてこない、分からない。
じゃあ逆に、何を違いとして捉えるんだろうか?そしてそこから何が分かるんだろうか?
また1つ、モヤモヤが生まれてくれた1日でした。
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