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全てのキックで役立つ超重要なコツ

全種目で共通する
キックのコツとして、
「股関節を曲げる」という動きがあります。

今回は
キックの落とし穴とも言える、
股関節の使い方について
ご紹介させて頂きます。

①クロールのキック

キックが苦手な人の特徴として、
「股関節が延び切った状態」で
膝下だけで足を動かしてしまう…
と、いう傾向があります。

腰から膝が曲がらず、膝だけが曲がる現象。尚、コーチあるあるですが、このようにバシャバシャとキックをしている人を見かけると、コーチは「膝を曲げないで!」と、指導をしてしまいます。


逆に、
キックが得意な人の特徴として、
「股関節が曲がっている」という
特徴があります。

腰から膝にかけて、このように曲がります。陸上での腿上げのイメージに似ていますね。
その後、膝を伸ばし…
膝を曲げないように、元の位置に戻します。

🔻参考動画はこちら🔻


②バタフライのキック

ちなみに、
ドルフィンキック(第一キック)
についても…

腰から膝(股関節)を曲げてから…
両膝を伸ばすと、体重が上半身へ乗ります。

🔻参考動画はこちら🔻


③背泳ぎのキック

背泳ぎのキックについても…

このように腰から膝(股関節)が曲がります。
もし、股関節が伸び切ってしまうと、脚が沈んでしまいます。更に手を入水させるときに、脇を広げるのですが、その際に股関節までも伸びてしまい、下半身が沈んでしまうわけです。

🔻参考動画はこちら🔻


④平泳ぎのキック

平泳ぎでも
股関節を伸ばしっぱなしで
足を引いてしまうと
腰が一気に沈んでしまうので、
股関節を適度に曲げます。

🔻参考動画はこちら🔻


⑤自然な骨盤後傾

水泳では良く
「骨盤後傾して!」と言いますが、
まぁこれがビミョーにわかりにくいですよね。

実は、
この腰から膝の間(股関節)を曲げるということが、
「骨盤後傾」ということになります。
(自然に骨盤後傾になります。)

逆に、
腰から膝の間(股関節)を伸ばすということが
「骨盤前傾」ということになります。
まずは陸上で、
股関節を曲げるイメージ練習を
されてみて下さい。

🔻骨盤後傾に関してはこちら🔻


股関節の使い方の改善ドリルは
他にもいくつかあるのですが、
まだ撮影をしていないので、
いずれ、
とらふぐYouTubeで公開させて頂きます!

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