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実は深いプールでの練習がとっっても効果的な理由

マスターズ練習をしていると
良く耳にする、
深いプール(赤台がない)だと
練習がキツくなる
…というご相談。

多くのマスターズスイマーの方は
プールが深いときの練習の方が
いつもの浅いプールのときより
疲れやすいと話します。

しかし、
私は水深が深くても浅くても
全く関係なく泳げます。

その理由は
実は「呼吸」にあります。

人は、
胸まで水に浸かった状態だと
水圧で肋骨が圧迫されるため
呼吸がしにくくなります。

先月行われた
世界マスターズ福岡でも
多くのスイマーの方が
ウォーミングアップの際に
「プールが深くてなんだか苦しい」
というような話をしていました。

もちろん
水温が低かったのもあるとは思いますが…。

「え?そんなに違うの??」

…と、思われる方は
プールに入り、
「胸を水上に出した状態」と
「肩まで水に沈めた状態」で
呼吸の苦しさの違いがあるかどうか
実験されてみて下さい。

赤台などがない深いプールでの練習は
常に胸が沈んでいるため、
レスト中も常に呼吸が苦しくなります。

言い方を変えると、
「呼吸が常に鍛え続けられる」
ということです。

日本の一般的なプールの水深は
1.0〜1.2mだと思われます。

普通に立つと
胸部は水上に上がります。

しかし、
普段の練習でも
常に肩まで水に浸かった状態で
練習をするだけでも
練習の質があがり
呼吸器の向上に繋がることになります。

息が上がってしまったときは、
ついつい胸部を水上に上げたくなりますが
なるべく、肩まで浸かった状態で
上がってしまった呼吸を
ゆっくり元に戻しましょう。

レースは
基本深いプールで行われるので、
そのためにも呼吸を慣らしておきましょう。

横浜国際プールのサブプールも
2.5mと1.0mの
水深のプールがありますが、
「速くなるために練習」をするなら
間違いなく2.5mの方が
入場料、得してると思います。

呼吸の仕方やコツについてはこちら⬇︎

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