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マスターズの「勝ち負け」は「ガス抜き」になる!?

本日は、
私が個人的に
マスターズ競泳に参加する方たちを見て
感じていることをお話しさせて頂きます。

全ての方に一致することではないので、
「そういう人もいるんだなぁー」と、
思いながら、
マスターズを知って頂けたら
嬉しく思います。


私は、
小・中学生のころ
「誰かと勝負なんてしたくない」と
思っていました。

「勝ったり負けたりなんて、
どうでも良いし、
そんなこと決めて何になるの?
負けたら悲しいし、
勝っても負けた人は悲しいし
競って一体何が楽しいのだろうか?」

と、思っていました。

未だに母親に言われるのが
「あんたは本当に金メダルに
全く興味がなかったよね。
金メダルを取る前も、
取った後も・・・。」
です😅

高校生になると、
徐々に
正しい負け方と、
正しい勝ち方を覚えてきたからか
「勝った負けた」が
(楽しい)と感じるようになってきました。

全力を尽くして
勝ったら嬉しくて
負けたら悔しいけど、
その相手を尊敬する。

これは、どちらも気分が爽快になります。


その爽快な気分は
ジワジワと体中に広がっていき
1〜2週間は気分が良いこともあります。


その後、現役を引退して
マスターズの方達に出会いました。

皆さん、
自分の目標に向かって、
自分と、そしてライバルと戦っていました。

私も大学を卒業し、
警察官になり
気が付いたことがあります。

「勝った、負けた」
なんて言ってられない
環境で仕事をしている人や
生きている人もいるんだ

・・・ということです。

特に人の命に関わる
仕事をされている方は
「勝ち負け」なんて言ってられないのです。

め組の大吾のワンシーンより

消防官の救助大会は、ただのガス抜きさ。

こんな絵に描いたよな現状、実際にはない。

「◯◯救助に勝つ!」とか「俺達が一番だ!」なんて、普段考えてはいけないことを、ここで存分にやる、年に一度のガス抜きだ。

「救助大会は必要ない」なんて言う奴は、消防官のくせして、いざと言うときにガスを抜く大事さをわかってない。

人間をわかってないバカだ。

アニメ【め組の大吾 第14話 全国消防救助技術大会】

この表現が
私の中ではしっくりきました。

マスターズでも
普段は真剣にお仕事をされている方が
大会に出て「勝負を楽しんでいる姿」を
見かけます。

「ちくしょー、
ラスト刺されたー(抜かされた)🤣」

「前半から離されて、
最後おい着けなかったー🤣」

「ぎゃー!0.01秒で負けたー😂」

私自身、
そんな風に無邪気に
「勝った、負けた」ということを
表現することが許される環境は
きっと「贅沢な環境」なんだろうな・・・
と、感じられようになったのは
ここ最近の話です。

まずは、自分に勝つ!

そしたら、
誰かに勝つこともあるし、
負けることもある。

負けたら、
その人を尊敬しながら
(次は勝つ!)なんて、思うw

それを「ガス抜き」として、
「明日からの毎日」を豊かにしていくのです。


私も「世界マスターズin福岡」に
全力で参加できて、
本当に毎日が豊かになりました。

現役時代に参加してきた
何百レースの中で、
ずば抜けて一番楽しいレースでした。


皆さまにも、
ぜひこの爽快さを・・・。

と、日々願ってレッスンを行なっております☺️

いつも応援ありがとうございます!


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