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賄い筋肉の育て方

水泳あるあるの一つに、
クロールが専門種目なのに
個人メドレーの練習をする…
と、いうような
専門種目以外の練習を行うことがよくあります。

30年前ぐらいまでは、
練習は専門種目のみの練習して、
それ以外の種目は
ほとんど泳ぐことはありませんでした。

クロールの選手なら、ほぼクロール。
(メニューにFrと書いてあっても、S1と書いてあっても、ずっとクロールなのがキツイ)

背泳ぎの選手なら、ほぼ背泳ぎ。
(ほぼ背泳ぎは、他の泳ぎの人達の波を顔で受けるので苦しい)

平泳ぎの選手なら、ほぼ平泳ぎ。
(ほぼ平泳ぎは、他の泳ぎの人達と同じサークルにされるのがキツイ)

バタフライの選手なら、ほぼバタフライ。
(ほぼバタフライは、もう筋トレ…腕がもげそうになる)

のように、
専門種目を極める!という流れでした。


しかし、
現代の水泳は
得意種目をメインとして、
他の3泳法全ての泳ぎで
トレーニングを行います。

そんな練習を行う理由として、、、


人は特定の動きをする時に
主となる筋肉があります。

しかし、その筋肉に疲労が蓄積し、
限界を迎えてくると、
その周辺の筋肉が同じ動きを賄おうと
加勢してくるのです。


周りの筋肉が
加勢することにより
出力の低下を防ぐのです。


間違いなく、
この「筋肉の賄い」が出来るのは、
普段から個人メドレーの練習を
している選手の方が
後半、粘り強い傾向があります。

主力の筋力と
それをサポートする補助筋力で
泳ぎは成り立っています。

補助筋力の強化のためにも
専門種目以外の練習をされることを
オススメします😊

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