見出し画像

【世界マスターズ】レースを終えて|試合での気持ちの切り替えのタイミング

世界マスターズで、
選手の様子を見ていると
「集中」には「段階」が
あることがわかる。

もちろん、
競技ならば「集中」はつきものだが
競泳の場合なら…
について
私個人的な意見をブログに書かせて頂く。

①集中の段階

・第一段階
【集中レベル★☆☆☆☆☆】

レース前の招集がまもなくになると、
ストレッチや強張っている筋肉を
ゆるませたり、
深く呼吸をしたりして
集中し過ぎないようにコントロールする。

・第二段階
【集中レベル★★☆☆☆☆】

招集場で体を常に動かしたり
体を手のひらで叩いたり
刺激を与えだす。
隣のコースの選手などに握手をしたり
挨拶したりすることもある。

・第三段階
【集中レベル★★★☆☆☆☆】

招集場からコースへ向かう途中
会場の空気に自分を慣らす。
チームメンバーに手を振ったりして
空気に飲まれないように集中。
私の場合だが、
調子が良いときほど、
仲間からの声援が耳に入りやすく、
変に力んでいるときほど
仲間の応援が聞こえなかったりする。

・第四段階
【集中レベル★★★★★★★】

このタイミングは人によって若干違う。
ゴーグルをつける瞬間。
ジャージなどのウェアを脱いだ瞬間。
笛の合図でスタート台にのぼる瞬間。
など…。
この瞬間に
急激に集中のスイッチが入る。

このように
集中には段階があり、
スタート直前に一気に集中のスイッチが入る。

人の集中力は長くは持たないため、
なるべくギリギリまで温存しているのだ。

②実際にレースに出てみて

・100m自由形のレース結果

思ったよりスピードが上がらなかったが、このタイムが現役引退後の長水路ベストタイムになる。順位は23位。

・200m自由形のレース結果

こちらも引退後の長水路ベストタイムにはなるが、理想のタイムには遠く及ばず。少し長水路を甘くみていた。順位は18位。

・集中はできていたかのか?

1レース目の100m自由形では
しっかりと「第四段階」まで
集中のギアチェンジ出来た。

しかし、
翌日の200m自由形は
前日のレースの疲労感が強く残っており
「第四段階」までギアチェンジができなかった。

なんというか…
招集場で集中を高めようとすると
眠くなってくるのだ。

学生時代も一日に4レースなど
連戦のときには、
この感覚はあったが
プールに飛び込めば
体は無理にでも動いてくれた。

しかし、
あれから20年経った現在の私の体は
レース中は終始、全身の強張りが抜けず
常にあちこち警報が鳴っている
飛行機を操縦するような感覚だった😅

この経験から
そのときの体調や環境によっても
集中のギアチェンジのタイミングを
変えていく必要があるのだと感じた。

今回は、
プールの水温が26℃と低めだったので
その影響もあったのかも知れないが、
泳ぐ環境はみんな一緒なので
対応しなくていけない。

そして
レース翌日に
ここまでダメージが残るというのも
レース後のアフターケアや
今後の対策トレーニングに
加えていこうと思った。

私の参加レースは終わったが、
引き続き、
チームメンバー応援のため
福岡に滞在する。

皆さんからの応援、
本当に励みになっております。
ありがとうございます!

これから末永く宜しくお願いします

宜しければサポートお願い致します!頂いたサポートは、教材、勉強費用に使わせて頂き、より良い記事を書かせて頂きます。