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海が怖い、深いプールが怖い、水への恐怖心について

チームとらふぐメンバーには
トライアスリート(トライアスロンの選手)
がいます。

スイムは苦手…
バイクはまぁまぁ!
ランは得意!!

…と、いうタイプのトライアスリートです。

いつもは
ど根性メンタル勝負
イケイケなのですが、
ここ最近は「スイムがイップスだ」
という話を
ちらほら聞くようになりました。


そこで先日、
9/7(土)湘南ウォープンウォーターで
10キロに参加される
ウォープンウォーターのコーチから
スイムの恐怖心」について
教えて頂きました。

「トライアスロンでのスイムが怖い方」は
もちろん、
「大会などでの深いプールが怖い」
と、いう方にもオススメの内容です!

まず、
「トライアスロンのスイムの恐怖心」
の根底についです。


トライアスロンでのスイムの相手は
主に「海」です。


海はプールと違い、
自然が相手なので
「良い状況」のときと
「悪い状況」のときがあります。

更に競泳と違い、
コースロープもないので
周りの人の動きにも影響を受けます。

そのため、
より「良い状況」と
「悪い状況」の差が大きくなります。

トライアスロンの恐怖心が強い方は
悪い状況のときの「悪いイメージ」が
ものすごく脳に残っているようです。

この恐怖心は
スイム技術がどれだけ上手くなったとしても
解消することは出来ないそうです。


1番の対策は、
「海で泳ぐ経験増やすこと」です。

ただし、
波の少ない足のつく浅瀬で練習すること。

インストラクターによっては
「じゃあ、慣れてきたんで
沖にいきましょうか?」
と、提案されますが、
恐怖心が強い方は
絶対に沖に出てはいけません

私が教えてもらったオススメの練習スポットは
鎌倉の「材木座海岸」です。

遠浅で波も少なく、
恐怖心が強い方のスイム練習には
オススメだそうです。

あとは、人対策。

スイムが苦手な人ほど、
早めにスタートしようとしたり、
最短ルートを泳ごうとして
ブイのギリギリを泳いだりします。

しかし、
他の泳者も考えることは同じなので
人との接触率が高まります

スイムに恐怖心がある方は、
一番後に出て、
スイムを大回りするぐらいの方が
かえって落ち着いて
レースができたりするようです。


ここで大切にしてほしいことは、
速く泳ぐことではなく、
如何に楽して(心身共に)泳ぎ続けるか
です。

こうしていくうちに、
「海での良いイメージ」が
染み込んできます。

やはり悪いイメージの記憶の方が
重く強いため、
記憶に残りやすいです。

そのため、感覚的には
「悪いイメージ1回分=良いイメージ8回分」
が、同じ重さになります。

練習内容も
1500mEvenというイメージではなく、
まずは1500mEazyで泳ぎ、
そのタイムを基準として、
そこから1秒ずつタイムを上げていく
イメージで練習しましょう。

無酸素気味の運動だと10分後に
パフォーマンスが下がってきますが、
有酸素運動で泳げていれば10分後に
徐々にパフォーマンスが上がっていき
その後のバイクのウォームアップにもなります。


話はプールに変わりますが、、、

深いプールが怖いという方も、
深いプールで怖くならないように
「浮き具」などをつけて
練習するのが有効ということですね。

チーム副リーダーの筋肉隊長も
深いプールが「怖い」と言い、
とても苦手です。

しかし、
5000m級の練習にもついて来れますし、
400m個人メドレーのレースにも
参加したことがあり、
泳力と技術は間違いなくあります。

それなのに試合で深いプールで泳いで、
「アップのとき溺れそうになった」と
話しています。

「悪いイメージ1回」=「良いイメージ8回」

明らかに「良いイメージ」が足りないので、
溺れたくても溺れられない状態にして
深いプールにいる時間を増やして、
良いイメージの練習を増やしていきたいですね。

昔は良くやってたんですけどね(笑)

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