【読書感想】破壊力のある人ー『樹木希林120の遺言』を読んで
樹木希林著 宝島社 2019年出版
図書館の棚に刺さってたから借りて読んでみた。
樹木希林が2018年に亡くなってから、それまでの雑誌のインタビューなどの彼女の言葉をまとめて編集された本。まえがきにかえて、は養老孟司さんだった。
夫、内田裕也のこと、死のこと、家族のこと、などにまつわる発言が主に集められている。ガンを患わっていたので、死にまつわる発言が多かったが、私はむしろ彼女の若いころに思いを馳せた。「本当は、どこに飛んでっちゃうかわからないような人生を送るはず