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読書日記

202
読書記録をまとめました。
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#言葉

要点がつかめなかった本ーー奈倉有里著『ことばの白地図を歩く』を読んで

 奈倉有里著 創元社 2023年出版  Amazonでなんかの本検索してたら、ついでにこの本がオス…

森マリアンヌ
3か月前
5

言葉と身体ーー為末大 今井むつみ著『ことば、身体、学び』を読んで

 為末大 今井むつみ 著 扶桑社新書 2023年出版  日本人のスポーツ選手で言葉が豊富な人…

森マリアンヌ
3か月前
2

オノマトペの謎ーー今井むつみ 秋田喜美著『言語の本質』を読んで

 今井むつみ 秋田喜美著 中公新書 2023年出版  出版されてからすぐに新聞で取り上げられ…

森マリアンヌ
3か月前
1

ノラさんとの出会いーー坂口恭平著『土になる』を読んで

 坂口恭平著 文藝春秋 2021年出版  坂口さんの文章をもっと読んでみたくなって、この本を…

森マリアンヌ
7か月前
13

語学の研究とはーースティーブン・ピンカー著『言語を生みだす本能』を読んで

 スティーブン・ピンカー著 椋田直子訳 NHKブックス 1995年出版  メモを整理してたらこ…

森マリアンヌ
7か月前
1

【読書感想】言語は流動的なものーーコーリー・スタンパー著『ウェブスター辞書あるい…

コーリー・スタンパー著 鴻巣友季子他訳 左右社 2020年出版  鴻巣さんや、ポルトガル語の…

8

【読書感想】破壊力のある人ー『樹木希林120の遺言』を読んで

樹木希林著 宝島社 2019年出版  図書館の棚に刺さってたから借りて読んでみた。  樹木希林が2018年に亡くなってから、それまでの雑誌のインタビューなどの彼女の言葉をまとめて編集された本。まえがきにかえて、は養老孟司さんだった。  夫、内田裕也のこと、死のこと、家族のこと、などにまつわる発言が主に集められている。ガンを患わっていたので、死にまつわる発言が多かったが、私はむしろ彼女の若いころに思いを馳せた。「本当は、どこに飛んでっちゃうかわからないような人生を送るはず