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読書日記

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読書記録をまとめました。
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2023年3月の記事一覧

【読書感想】現代に必要な本ーーステファニー・スタール著『読書する女たち』を読んで

ステファニー・スタール著 伊達尚美訳 イースト・プレス 2020年出版  「フェミニズム小説…

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【読書感想】日本にあるカレー屋さんーー小林真樹著『日本の中のインド亜大陸食紀行』…

小林真樹著 阿佐ヶ谷書院 2019年出版  なんかの料理本読んでたら、この本を紹介している人…

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子どものころに読んでおけばよかったと思った本②ーージュール・ヴェルヌ

 ルイス・キャロルと同様で、子どもの頃読んでおけばよかったと思ったのはジュール・ヴェルヌ…

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【読書感想】マンガ、アニメ研究のはしりーー斎藤美奈子著『紅一点論』を読んで

斎藤美奈子著 ちくま文庫 2001年出版  なんかの本読んでたら、面白そうだと思ってチェック…

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子どものころに読んでおけばよかったと思った本① ルイス・キャロル

 私が大人になってから読んで面白いと思った本で、子どもの頃に読んでおけばよかったと思った…

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【読書感想】SFという言葉の範囲に収まらないーーチョン・セラン著『声をあげます』を…

チョン・セラン著 斎藤真理子訳 亜紀書房 2021年出版  図書館の棚見てたらあって、タイト…

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【読書感想】ファン多し作家ーー『カート・ヴォネガット全短篇1』を読んで

大森望監修 早川書房 2018年出版  なんでうちの最寄りの図書館はこのヴォネガット全集全4巻を買いそろえたんだろ。全然貸し出されてないんだけど。人気なし。私は嬉しいが。  この一巻目は、「戦争」と「女」というテーマで短編がまとめられている。ちなみに「女」としてまとめられているセクション2は、日本語のこの翻訳本では二巻目にまたがっているので、これから読もうと思っている方はご注意を。  「戦争」という題のもと集められたセクション1は、ヴォネガットの個人的な戦争体験が下敷き

【読書感想】確かな記憶なんてないーー長島有里枝著『背中の記憶』

長島有里枝著 講談社 2009年出版  なんかの本読んでたら、この本をお勧めしている人がいた…

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