ハンブルクヨーロピアンオープンのドローが発表！錦織圭・西岡良仁の対戦相手は？
ローマで行われているBNLイタリア国際2020に続き、錦織圭と西岡良仁はハンブルク・ヨーロピアンオープン2020に出場します！
現在はクレーコートのATPツアー大会が開催されており、すべて9月末から始まる全仏オープン2020の前哨戦の位置づけです。
西岡良仁は予選から出場の予定でしたが、ローマで上位進出した選手などを中心にハンブルク欠場者が増えたため、繰り上がりで本戦出場を果たしています。
【ハンブルク】ヨーロピアンオープン 2020年の日程、放送、出場選手など大会情報
主要な情報を抜粋して紹介します。
大会日程
9/21(月)〜9/27(日)
放送予定
全て錦織圭や西岡良仁の試合を中心に生中継される見込み。
BS朝日（BS放送）
GAORA（CS放送）
WOWOW（メンバーズオンデマンドにてネット中継）
TENNIS TV（ネット中継）
錦織圭・西岡良仁のハンブルク出場記録
2人ともハンブルクオープンは初参戦です。
全米オープン終了後はクレーコートシーズンになっている2020年のATPツアー。特殊なスケジュールにより、上位シードでも不調や故障者が続出している事態なので、復帰間もない錦織や連戦の西岡にも勿論チャンスがあります。
BNLイタリア国際が開催されているローマの大会は、コート整備が思わしくない上よく跳ねるサーフェスということで、錦織や西岡ら繊細なタッチを要求され長いストローク戦を軸に戦う選手には不利に働いていた可能性があります。
ドイツのハンブルクでは心機一転、快調なテニスで勝ち進んで欲しいものです。
なお、本戦のドロー（トーナメント表）は本日9/19(土)に発表され、錦織・西岡とも1回戦の対戦相手はシード勢ではありませんでした。
ハンブルクオープンのドローと組み合わせ（2020年）
錦織・西岡それぞれの初戦の対戦相手がこちら。
錦織圭 vs クリスチャン・ガリン（21位）
西岡良仁 vs ヤニック・コプファー（97位）
錦織のハンブルク1回戦の対戦相手・ガリンは、ツアー優勝が4度で全てクレーというクレー巧者。クレー勝率は7割に迫ろうかという強敵です。
ランキング21位ながらシードが付かないという、超ハイレベルなATP500のハンブルクオープン2020です。
錦織が本調子であれば、壮絶なロングラリーが幾度も試合中に見られるような一進一退の攻防が楽しめそうです（錦織ファンは楽しめないかもですがw）
一方、西岡のハンブルク1回戦対戦相手・コプファーは地元ドイツ勢でワイルドカード（主催者推薦枠）での出場です。
ローマではベスト8進出でジョコビッチとの対戦まで勝ち上がりました（記事を書いている現在ちょうど試合中です）。
ハンブルクにはSE（スペシャルイグザンプト：前週の大会で準決勝以上で予選と日程が被った選手に与えられる本戦出場権、ローマとハンブルクは日程が通常よりもさらに被っているため、準々決勝進出で付与される）での出場ということで連戦です。
西岡はローマでも前週優勝のケツマノビッチと1回戦で対戦していましたねw
ガリンはツアー中断前の2020年2月に2週連続優勝（コルドバのATP250、リオデジャネイロのATP500）を記録するなど相変わらずクレーでは水を得た魚状態です（ハードコートではピリッとしません）。
コプファーもキャリアハイとなるATPマスターズ1000での8強入りと波に乗っている状態。
どちらも比較的厳しいドローとなっていますが、初戦からメドベージェフやチチパスらトップシードとの対戦が回避できているという点ではラッキーの部類です。
錦織・西岡とも、昨年はハンブルクに参戦していなかったため、今回出場分は勝ち上がった分だけ全てポイント加算になります。
ハンブルクオープンの翌週から始まる全仏オープンのエントリーランキングやシード順には影響しないのですが、来年の全豪オープンや東京オリンピック出場権に向けて、ポイントの上積みをしておきたいところです。
ローマでは準々決勝が開催中なのに、既にハンブルクオープンの予選はスタートしているという慌ただしいスケジュールの2020年ATPツアー。
錦織は9月のクレーコート3大会目と、実戦感覚を取り戻すべく復帰直後から精力的です。
西岡もハードコートで強さを見せた2020年の良い流れを、クレーでも持続させるべく頑張っています。
日本が誇る男子シングルス2トップの活躍に期待しましょう！
ちなみに、現地ハンブルクと日本との時差はまたも7時間（ローマもでした）なので、ナイトセッションだと日本時間深夜〜早朝と観戦するのも過酷ですが...うまく仮眠を取り入れつつ、一緒に応援しましょう！
以上、ドロー発表があったハンブルク・ヨーロピアンオープンについてでした。
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