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2018年 森の印象に残ったこと。→ダイエット失敗について→お寿司おごるかも。

2018年のプライベートを振り返ってみると、とにかくパッと思い浮かぶのは、
・第一子が産まれる。
・ダイエットに失敗する。
という二つの出来事でした。

この二つをしっかりと振り返ることが2019年にとって有意義になりそうだったので、その振り返りについて書いてみます。

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1.第一子が産まれたこと。

2018年はなんと言ってもこれ。とにかく娘可愛すぎる。子どものいる友達みんなが言う、赤ちゃんは天使!というのをとうとう僕も実感しました。

ただひたすらに毎日かわいがりたい気持ちでいっぱいなのですが、当然、仕事をはじめやらなければならないことが日常にはたくさんあるので、生活の時間配分を見直さなきゃな、と強く思っています。

産まれてから1ヶ月も経っていませんが、子どもが産まれたことによって考えたこと、書きたいことがすでに山ほどあるので後日あらためて。

2.ダイエットに失敗したこと。

これまで幾度となくふとってはダイエットを繰り返してきた僕ですが、人生で圧倒的最高値である104.6kgまでふとり、6月からはじめたダイエット。2018年のプライベートにおいて実際に費やした時間、頭の中を占めていた割合が一位なのは間違いありません。

控えめに計算しても7ヶ月間、週4日、一回1.5hジムに通っていました。時間にすると延べ約180hで意外と大したことない気がしますが、トレーニングについて調べる時間(youtubeのトレーニング動画にはだいぶお世話になった)があったり、食べるものに気をつかったり、トレーニング以外にも相当時間を費やしています。

今回はそれだけ時間と気持ちを費やしたのにかかわらず、ダイエットに失敗した原因とその過程について書いてみます。

※ちなみに今までの最高体重は88.2kgでした。
壱岐に移住してゴハンが美味しすぎるのと、車社会で全く動かなくなったのがデブの原因。「全部、壱岐のせいだ」と声を大にして言いたいです。

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そもそもこのダイエットは、
・ふとりすぎて靴下履くのがめっちゃ大変
・ふとりすぎて飲み会で座敷に座るのがめっちゃ大変
・ふとりすぎて足の爪切るのがめっちゃ大変
・ふとりすぎてめっちゃ疲れやすい
・妻から赤ちゃんと家族写真撮るときに醜いのが嫌だから痩せろと圧をかけられる
・当然、着れる服がなくなった
等々、ふとったことによって日常の負が積み重なり、無視できなくなってきたため、それをどうにかしようと始めました。

つまるところダイエットの目的は、
・日常生活を快適にすること。
・健康になること
・半年後に産まれる子どもと写真が撮れるようになること
になります。

そのための目標は、79kgになること。6〜11月までの半年で104kgから25kg絞ることをを目指しました。実は人生で4度ほど20kg以上のダイエットをしたことがあり、毎回3~4ヶ月で20kg程度絞っていたため、今回がとんでもなく非現実的な数字というわけではありません。

ただ、医者の友達いわく、急激な体重の変動はものすご〜くカラダに負担がかかるらしく、『本当に気をつけたほうがいいよ』と毎回言われています。懲りられない自分が情けないです。

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そして結果はどうなったかというと。

6月:104.6kg

9月:91.4kg
3ヶ月で13kg落ちてる!いいペース!

11月:98.6kg
あれ????!?

というわけで、3ヶ月で13kgマイナスしたところから、わずか2ヶ月でプラス6kg。つまり5ヶ月かけて当初の体重から6kgしか痩せてないということに。

順調だったはずのダイエットがどうして途中からこんなことになったのか?そこには明確な理由があったのです。

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それは一言でいうと、
"筋トレが楽しくなってしまった!"
これに尽きます。

今のトレンドとして、ダイエットには有酸素運動よりも筋トレが向いていると言われています。

細かいことは省きますが、その大きな理由は、
・筋肉をつけると、それによって代謝があがり、運動していないときでもカロリーをたくさん使うカラダになる。それによってリバウンドもしにくくなる。
・カラダをデザインしているのは骨格と筋肉と脂肪の三つであり、有酸素運動はそのうちの "脂肪を減らす" ことのみにアプローチするのに対して、筋トレは "脂肪を減らす" ことと "筋肉を増やすこと" の二つにアプローチできる。
この二つです。

もちろん僕も合理的にダイエットを進めるため、筋トレに取り組みました。そしてその中でベンチプレス というトレーニングにどハマりしてしまったのです。。

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ベンチプレス は、仰向けになって重りをつけたバーベルを持ち上げるというトレーニングです。運動としては、上下逆さになった腕立て伏せが近いかな。※後の方に動画を貼っています。
カラダの中で大きな筋肉を鍛えられるため、代謝を上げるのに有利であるのと同時に、男らしい分厚い胸板を手に入れられるため、人気のトレーニングです。

このベンチプレス において、少しでも重い物を持ち上げることにロマンを感じるようになってしまったのです。頭の中は毎日、『どうやったら少しでも重い物を持ち上げられるのだろう?』と、ドラゴンボールごっこをしていた小学生の頃のようにピュアな気持ちでいっぱいでした。笑

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なんでそんなにハマったのか?
これもまた分かりやすい理由が2つあります。

その1:毎日、自分の限界に挑戦することができる。

ほとんどの人は、毎日の中で「今日の自分は限界までやり切った!」そう確信できることってそうそうないんじゃないかと思います。しかし、筋トレだとわかりやすく限界に挑戦することができます。70kgのベンチプレスを10回上げるのが今の自分の限界だとしたら、どんなに気合いを入れても11回目が上がることはありません。 そして11回目に挑戦した自分を「今日のオレよくやった!」と褒めてあげることができるのです。やれば毎回自己肯定することができるって素晴らしいと思いませんか?!

その2:明確に自分の成長を感じることができる。

そして仕事やスポーツでは、一生懸命やっても結果がついてこないことはザラにあります。結果が抽象的なこともあります。でも、筋トレでは1ヶ月前の自分は100kgしか持ち上がらなかった。今日の自分は誰がどう見ても105kgを持ち上げている。このように、明確に数字で自分の成長を感じることができるのです。この、短期間で紛れもなく成長しているという事実が、やはり自己肯定感につながります。

この動画は9月に115kgに挑戦して失敗した時のものです。ふだん、こんな風に魂の叫びが漏れ出ることってあんまりないですよね?

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そして僕は、ベンチプレス の記録が7~10月の4ヶ月で面白いように伸びました。数字で言うと、
90kg

135kg
まで伸びました。

しかし、ここに大きな落とし穴があったのです。。。

ベンチプレス は体重が重い方が、重いものを持ち上げやすい。それを言い訳に、僕は9〜10月、「ベンチプレス のため」と言い訳しながらご飯をたくさん食べました。その結果が、

9月:91.4kg

11月:98.6kg
のリバウンドでした。

長くなりましたが、ここが今回のnoteの核心です。つまり、

・ダイエットのために筋トレをしている。

・筋トレで重い物を持ち上げるために、体重を増やす。

にパラダイムシフトが起こったのです。俗に言う、"手段の目的化"というやつです。

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重いものが持ち上がって楽しい。これ自体は悪いことではありません。
しかし、重いものが持ち上がるようになっても、当初の目的である
・日常生活を快適にすること
・健康になること
・子どもと写真が撮れるようになること(妻が納得がいく写真)
は全く達成されていませんでした。

もっと言うなら、僕がベンチプレス 140kg持ち上げようが、200kg持ち上げようが、世界中に喜んでくれる人は誰もいないのです。

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出産準備のためにしばらく東京にいた妻が、11月に壱岐に帰ってきた時の夫婦の会話を例に挙げてみます。

妻「あんた、全然やせてないじゃないの!」

森「でも、ちゃんと真面目にダイエットしてるよ!ベンチプレス も135kg上がるようになったし!」

我ながら、いかに自分に理がないかがわかるやり取りで辛いです。いつの間にか本来の目的を派手に見失っていたことを、本当に反省しています。

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そんなこんなで年が明けて2019年。山のようにやらなきゃいけないこと、やりたいことが盛り沢山の中、いつまでもダイエットに時間と脳みそを取られているわけにはいきません。ベンチプレス 140kg上げるというロマンはきっぱり諦めて、早急に体を絞ることに励みます。

2019年の最初の2ヶ月間で85kgまで体重落とすことを決めました。この決意をもって結果が出せないわけがありませんが、万万が一、2月末に85kgまで落とせていなかったら、落とせるまで。あるいは先着20人まで、みなさまにお寿司おごらせていただきます。

3月1日以降、『note見たけど、ダイエットできたの?』と聞いてやってください。それを合言葉にお寿司おごります。もちろん森はみなさまがお寿司食べてるのを横目にガリ食べます。

恐ろしいことに、今日から二週間以内に新年会が4つあります。そして今日もお正月なのでお餅食べたいです。でも頑張ります!


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