ヘイトスピーチ。
最近、日本国内の某マイノリティが日本人のデモ隊に向かって
「日本人シね!」
「精神病院行け!」
と拡声器で言ったとか、言わないとか、情報が錯綜してハッキリしたことは判らない(紛らわしい情報が拡散するということは、知られたら余程、マズいことなのだろう)けど、
もし事実なら、日本人に対する、そして精神障がい者に対する立派なヘイトであり、差別発言だと思う。
で、前者(「日本人シね!」)について怒る人は多いのだけど、後者、つまり「精神病院行け」に怒る人は、前者ほど多くないし、そのことを問題にする人も少ないし、メディアもホーム省も取り上げようとしない。
たしかに、精神障害当事者による発言、それに関する発言には弱いところがある。その障害特性ゆえに、発言を信憑性をもって世の中に受けいれてもらえないからだ。
そういえば、わたしもかつて、ある不登校支援者からこう言われたことがある。
「とにかく私たちはあなたの妄想にいちいち対応することはできません。あなたが空想の世界でどのようになさろうと、それはあなたの自由ですから」
でも、そういう発言をした不登校推進派の大ボスは、その後その発言が咎められたとか、批判されたとか、問題視されたなどという話は聞かない。
で、相変わらず彼女は今も、幾つかの不登校関連団体で役員だかメンバーみたいなことをやっている。
このように、不登校推進派が、精神障害者というマイノリティを差別する。
あるいは、冒頭のように、在日〇〇〇人というマイノリティが精神障害者を差別する。
いずれにせよ、精神の障害を持った当事者は、他の複数のマイノリティから差別されているということだけは言えそうだ。
これからはマジョリティ対マイノリティではなく、マイノリティ同士の対立が増えていくと思う。
そんな中で、今後は、「多様性」の大義名分のもとに、声なき声、より弱い声が、「ヘイト」のレッテルを貼られて糾弾されながら潰されていくのだろう。
(実はすでに潰されているけど具体例は控える)
そうならないためにも、マジョリティ・マイノリティ問わず、その発言を公正に扱うことが必要だと思う(とくにメディア、ホーム省)。◆
(2024.3.1)
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